地球に優しい。

サステイナブルであること。地球に住む私たちの命題はこれだ。
地球の有限性の範囲内で、生活を楽しむ。より楽しめるように技術を磨く。
現在、追い求めているカーボンニュートラルも有限性を測る尺度だ。
CO2が増えると、気候変動など様々な変調を地球が起こしてしまう。

因果関係は上手く説明できないが、寒波、豪雪、熱帯夜など様々な変化を実感してきた。
地球に住む一人一人が、日々の暮らしや仕事の中で、常に意識すべき課題だと思う。
CO2の課題は、目標地点が分かり易い。ニュートラルだ。発生したらその分の吸収がいる。
人為的に作りだしたCO2は、人がしっかりと落とし前をつける。そんな感じだ。

地球には有限のCO2を吸収する仕組みもあるので、ニュートラルの時はどうなるのだろうか。
酸素が多くなり、人々の活動が元気になるのだろうか。いずれにせよ、地球の負担が減るはずだ。
もうひとつ目に付くものがある。それはゴミだ。自分自身も毎日ゴミを生み出してきた。
それも相当の量だ。もし、国民全員分が集まったらゴミはとんでもない量になるのは間違いない。

モノを購入すると、必ずパッケージなるものがついている。ビニールや紙でできている。
それらの多くは、モノを使う時に剥がされ、無用の長物になる。捨てるだけだ。
ペットボトル、缶、食品トレーは回収の仕組みが出来つつあるが、あとは可燃と不燃に分けるだけだ。
本当にもったいないと思う。パッケージの簡素化や標準化によるリサイクルが必要なのだと思う。

それから、先祖返りして、器を持参してモノを受け取る習慣を復活させることも大事だと思う。
マイバックでの買い物やマイボトルはまさにそれに該当するが、まだ圧倒的に足りない。
忙しい毎日を過ごしていると、どこかで甘えが生まれる。今回はごめんなさいが何度も起こる。
子供、そして子供の子供。未来に迷惑を掛けない。もう一度気を引き締めて向き合おうと思う。