好奇心

きづき

導線を作る。

先日、ある美術館で小さなワクワクがあった。何もなさそうな出口があった。建物と建物の間にある空間へとつながる出口だった。出ていいと小さく書いてある。流石に文化財に指定されている建物だけある。外壁の装飾、荘厳な雰囲気も素晴らしい。建物の隙間から...
きづき

意のままに

くるま好きだからか、この言葉を聞くと、「意のままに操れる車」となってしまう。路の狙ったところを、路面に吸い付くように走り抜けていく。コーナリングの動きだ。ハンドルは切っただけ曲がり、ブレーキはタッチがいい。アクセルは素早く反応する。軽く小さ...
仲間

未来を覗く

SF映画やテレビは昔からとても好きだった。なんともワクワクしたし、実現したくなった。宇宙を旅したり、ロボットを運転したり。車や船が飛んだり、光の剣があったり。物理を学ぶと、それがとても難しいことだとわかったが、同時に不可能ではないとも感じた...
俯瞰

土地の知恵巡り

コロナ禍の直前まで、ドイツの会社にいたので国内より海外に行く機会が多かった。ただ、残念なことに、行った先々の土地を巡るというより、オフィスが目的地だった。特に最後の1年は社内の会議が多く、休憩の際、目に入る高層階からの展望のみが街を意識させ...
きづき

文化が気になると、日常が変わる。

アート、亀、日本刀、教会、大名、藍、浄瑠璃などなど、最近は色々な文化に触れている。文化資源として大事に保存しながらも、それらを展示して、様々な人に触れてもらう取り組みがある。その非日常の空間を楽しむ人もいれば、そこから何かの学びを得て自分の...
好物

日本人の味覚

少し偏った見方かもしれないが、日本で食べる料理は総じてとても美味しいと思う。日本料理が美味しいのはもちろんだが、イタリアンやスパニッシュ、フランス料理も同様だ。日本には、世界中のあらゆる料理があるが、現地にも勝る美味しさを味わえる店が多い。...
好物

色づかいを学んでみようかな。

普段は落ち着いた色の服を着ることが多い。黒、濃い青、ベージュ。この辺りが定番だ。靴は圧倒的に黒が多い。革靴は焦茶もあるが、いつのまにかスニーカーすら黒を選んでいる。仕事での服装はだいぶカジュアルになったが、それでも足元の冒険はできないままだ...
きづき

生きた情報発信

いざ情報発信をしようと思った時、具体的になにをやるのがいいかはかなり悩む。これまでもホームページやカタログ、パンフレットなどで色々な情報を紹介してきた。確かに、一定の成果はあったが、ファンづくりなど持続的な成果には届いていない。新たなイベン...
ありのまま

満足感の高い買い物

コロナ禍で通販が増えた。実店舗が感染拡大防止のために休んでいたのも原因だ。型番があり、機能やスペックのはっきりしている家電製品などは、通販でも比較的買いやすい。また、数が少なく、在庫のありかが分からないものについては、通販の方がいいかもしれ...
きづき

さしすせそ

ネットで調味料の「さしすせそ」検索していたら営業の「さしすせそ」を見つけてしまった。トークを円滑に進めるために使うという。要は褒めたり、相槌をうったりするのに支える。因みに、さは「さすがですね」、しは「知らなかったです」、すは「すごいです」...
楽しみ

遠隔で生み出せる価値

「アバターを操る」をコンセプトにした事業を進めているスタートアップと会った。離れたところにいるアバターを操作して、あたかも自分がそこにいるかのような体験ができる。アバターは、ロボットではなく、スマホを持った人間だ。音声の指示通りに人が動いて...
出会い

サークル活動

ある博物館で、とても素晴らしいサークル活動とであった。いつの間にか増殖する活動だ。まず、ネーミングが秀逸だ。化石を掘るサークルはホネホネ団。休日に活動する。掘ってきた骨を標本にすべく磨く部隊は平日に働く。カリカリ団だ。標本をボンドで貼り付け...
ありのまま

大きな目と3本指

「なかまー」と叫びながら、群れをなして、わちゃわちゃ駆け回るキャラクターがある。黄色くてゴーグルをはめている生き物だ。冷静に見るとなかなか変わった形だ。でも、みぶり手振りをみていると、不思議な話し言葉を聞いていると、愛くるしくなる。髪の毛も...
ゆとり

DIYに奮闘⁈

一昨日、久しぶりにお酒を飲んだ。それもかなりの量だ。飲みながら少しうとうとしていた。夜な夜な深酒、コロナ前であれば全くの日常でピンピンしていたが、だいぶ弱くなったものだ。そんな具合だったので、昨日は二日酔いだった。午前中は何とか集中して会議...
妄想

乗り移る

電車の乗換の話をしたいわけではない。どちらかと言えば、人が何かに乗り移ることを考えている。似た言葉に憑依がある。以前からたまに頭に浮かぶ言葉だ。霊が人に乗り移るという状態が一般的だ。でも、国語辞典を引くと、憑依の一番最初の意味は、「頼りにす...
きづき

ガラスの不思議

いつからかガラスをこするようになった。言われてみればそうだ。以前は拭くものだった。自動車のガラス、家の窓ガラス。雨が降ると汚れて、外の景色が見えなくなる。ホースで水をかけて、汚れを落とすと、本当に気持ち良い視界が開ける。気持ちが上がる。今は...
俯瞰

主語は企業。

自然科学者から経営コンサルタントに転身したのは25年前。かなり突然の行動だったと思う。第一線で活躍されていたコンサルタントに出会ったのがきっかけだった。凄い人だった。なにより、目の輝きが半端ない。思考の速度が速い。お酒も豪快に飲まれていた。...
ありのまま

紆余曲折。

小さい頃はとにかく身体を動かすことが好きだった。勢い遊びが過ぎて、よく怪我もした。両祖父が医者、父が薬づくり、母が薬剤師をやっていたので、医者になろうと思っていた。でも怪我ではなく、大きな病気を直す医者になりたいと思っていた。ブラックジャッ...
ありのまま

学生時代の日々

高校大学の7年間は思いつくままに生きていた気がする。今考えると凄い生活をしていたと思う。バイトは色々な種類を試した。家庭教師は定番だったが、市場調査、肉体労働もやっていた。とにかく動くのが好きだったので、現場調査や引越し、会場設営・撤収など...
妄想

新たな凄いに出会った時

世の中では日々色々なものが発明、開発されて人々の前にお披露目されている。ニュースで広く取り上げられるケースもあれば、ひと知れず消えていくケースもある。意外と多い。とても勿体無い。魔法の引き出しがあって、役立ちそうなものを自動で出してくれたら...