通貨の流通速度。

人口減少社会の中でGDP(国内総生産)を増大させる上で重要な概念。

1つの売買によって移動したお金が、次の売買に使われ移動し、その売買で移動したお金がさらに次の売買に使われ移動するといった「お金の移動に関する速度」を表した指標。

流通速度が上がれば上がるほど、時間あたりの取引が増大し、GDP(国内総生産)が増大する。因みに日本は1980年に流通速度が年1回であったが、現在は年0.4回程度に低下している。米国は1980年に年1.6回程度でありそこから徐々に下がっているものの、現在でも年1回程度を保っている。