DIYに奮闘⁈

一昨日、久しぶりにお酒を飲んだ。それもかなりの量だ。飲みながら少しうとうとしていた。
夜な夜な深酒、コロナ前であれば全くの日常でピンピンしていたが、だいぶ弱くなったものだ。
そんな具合だったので、昨日は二日酔いだった。午前中は何とか集中して会議を幾つかやった。
午後は思い切って、予定を変えた。6月にオフィスを借りてからやりたかったことに着手した。

取り壊した壁の再設置、洗面所のリノベ、飾り壁のライティング、照明の設置、暖簾かけの設置だ。
どれもイメージはあった。ここ1-2年、丹波篠山でタイニーハウスづくりをしていたからだ。
ノコギリ、インパクトドライバ、ハンマー、鉋など、職人の使い方、そのメカニズムを見てきた。
どうすることが合理的であるか。どうしたら自然に向き合っているのか。常に考えてきた。

どう仕上げるか。それぞれ選択肢を出しながら、機能性と限られた道具でできる方法を選んだ。
材料はなるべく木を使った。ホゾやホゾ穴の加工で繋ぎたいと思ったが、のみはないので諦めた。
壁に使う木は篠山で使った焼杉の端材だ。釘とネジを使うことにした。つなぎ合わせて板にした。
木の板の上下にも気を遣った。木は地面から生えている時と同じ向きに使うのが良いのだ。

水場は生木をヤスリで整え、水性のニスを塗ったものを使った。タイルへの貼付けは粘着テープだ。
2枚の板をL型にしてスマホ台に、ペーパーホルダーは柱に付けて固定した。壁の穴は全て隠せた。
次は壁の装飾だ。旅館のロゴ入りの羽織りを染めるのに使っていたスクリーントーンを壁に飾った。
その裏には、ニスを塗った生木の長い角材にLEDライトを這わせたものを設置した。間接照明だ。

次は照明だ。これは編み傘で作った特別なものだ。吹き抜けに吊り下げるために角材を這わせた。
角材は焦げ茶色のペンキで塗り、周りと調和させた。杉天板で作った円テーブルを照らしてくれる。
最後は暖簾掛け。出すところと仕まうところの2箇所だ。木の板に丸棒の入る大きめな穴を開けた。
位置決めをしてネジで固定した。どれも出来はまあまあ。でも自分で作るオフィスはいいと思った。