職人の仕事づくり

仕事をつくろうと考える時、まず思うことは主語をどうしうようかだ。
友人関係にあるような職人の仕事を作るなら簡単だ。誰が雇ってくれそうかを考える。
あの人とあの人に声を掛けておけばそう遠くはないうちにに仕事が生まれる。
つまりは職人の持つ能力のどれを誰に使ってもらい対価を得られるかを考える。

主語は職人だ。それが故に個別対応でニーズのありそうなところとマッチングする。
マッチングする側としては、ある意味ボランティア。もしくは関係進化の一環だ。
これはこれで問題ないのだが、隙間時間にやる以外なく、あまりたくさんできないと思う。
では、主語が職人の能力を買う企業だったとしたらどうだろうか。だいぶ違うと思う。

職人が主語の場合は、職人に売上が上がること。職人の持つ能力の一部を売り込むことだ。
一方、企業が主語の場合には、企業の目的を果たすことが何より大事な課題となる。
もちろんある職人の凄技が企業の目的に強いインパクトをもたらすなら、それもありだ。
しかし、多くの企業にとってはそれぞれの職人の持つ能力は目的達成に必要なものの極一部だ。

となると、ある職人の能力1つをアピールしても、それを買いたいという確率は極めて低い。
そもそも話を聞いてもらう機会さえ生みにくい。なにせ売り物は一つなので魅力が低い。
もちろん、圧倒的に有名で圧倒的に凄い能力なら別だ。ただそんな人は既に自律している。
世の中には見えていないが、企業の目的に役立つ能力を多数揃えて挑むことが大事だと思う。

そうすれば、企業の目に止まる確率も格段に上がる。話した時に担当者に響く確率も上がる。
要するに、企業に会える確率が高まり、そこで商談が盛り上がる確率も上がると言うわけだ。
職人の仕事を作るということは、企業にたくさんの職人の能力を届けるという意味だ。
企業にあそこに行けば欲しい能力が見つかる。そう思ってもらうことに挑戦したいと思う。