歯は大事。

若い頃はとても無茶だった。最近、そんなことを思うことが多い。後悔先に立たずだ。
20歳ころまでは虫歯などなかった。それどころか、治療もしていないのに治療済みもあった。
そんな出来事もあったので、自分の歯は無敵なのではないかと、勘違いしていたと思う。
でも最近になって、歯というものは治ることはないものだと、改めて感じている。

治らないが、悪くなることを抑えることはできる。いまはそんなことを常に意識している。
通常の歯ブラシに加えて、歯間ブラシも使うようになった。洗口液も結構癖になる。
いまのところ、全ての歯は揃っているが、今後は少しずつ持たない歯が出てくるのだろう。
インプラントや入れ歯など、色々な治療方法があることもだいぶ分かってきた。

ちゃんと調べたり、教えてもらう前は、インプラントがあるので心配はいらないと思っていた。
でも、歯が悪くなってくると、インプラントをするために、骨を足さないといけないらしい。
悪くなりすぎると、インプラントができなくなるという。まあ、メカニズムを知れば納得する。
いまは、どんな技術をいつ使えばいいのか、とても判断が難しいのが分かってきた。

しばらくは、今ある歯を延命させることを選択しようと思ったが、10年持つのだろうか。
なので、医師と密なコミュニケーションをとりながら、戦略を立てていこうと思う。
幸いにも、色々な考え方や選択肢があることは分かってきた。もちろんどれも確率論だ。
結局は、自分でしっかりと納得できるように、勉強することが必要だと思う。

昨日、だいぶ大変な治療をした。いまは左上の歯のあたりが痛い。まだ結構腫れている。
化膿止めと痛み止めを飲んでなんとかしのいでいる状況だ。仕事に集中しにくい。
とはいえ、3月は色々取りまとめをする時期だ。休んでなどいられない。でも歯が痛い。
若かりし頃の行動を残念に思いながら、それもそれと、楽しもうと気持ちを新たにしている。