言語化

頭の中に溜まっている知見。経験を積んできたものがそのまま蓄積されている。
でも、それを頭から取り出すのはなかなか労力がいる作業だ。整理整頓ができていない。
この辺がいい感じ。頭の中に入っている時は、こんなフレーズがランダムに存在している。
整理整頓好きな人の場合でも、頭の中だけでやっている場合には五十歩百歩だと思う。

これを紙に書いて整理してみる。こういう条件を満たす場合には機能する。
条件を洗い出していくと、考えていることの輪郭が少しずつ見えてくるはずだ。
この事例ではこれとこれとこの条件を満たす場合に相当するのだ。こんな整理が進む。
これまでの上手くいった経験と上手くいかなかった経験で、それらの要素を洗い出す。

こうした作業は、まずは自分でやってみるのが王道だが、ある程度終わったら次のステージだ。
関係者に見せてみることだ。すると、自分の整理整頓のわかりづらい部分が浮かび上がる。
この条件とこの条件は似ている。ここに具体性がないから何を言っているかわからない。
こんな議論が繰り返される。だんだん関係者の中では通じる言語化が実現されていくのだ。

さらに次のステージでは、言語化されたことがどのくらい世の中に存在するかを見極める。
曖昧な定義だと、なかなか量を見極めることができない。ここで言語化がさらに研ぎ澄まされる。
上手くいくのはこれらの条件を満たす。他にもあり、有望な条件の組み合わせは5つだ。
そしてそれらの量はそれぞれこのくらいだ。それらが本当に合っているか実際に対象にアタックする。

どんな価値でも、あるこうした有望な条件の組み合わせを満たす場所で活躍する。
単独でも活躍できる場合もあれば、その場所で他の物と組み合わさって活躍するものもある。
他のものとの組み合わせという条件も、条件の組み合わせのひとつの条件になっている。
最終的には価値を享受する対象がそれを価値と認識するかで勝負は決まる。ここまでを見通したい。