現代のサンダーバード

小さい頃にみたサンダーバード。色々なタイプの乗り物に番号がついていた。
今日の放送では何号が活躍するのか、ワクワクしながら見ていたものだ。
いつかは色々な乗り物を格納できる場所を持つことに憧れていたものだ。
そんな夢が少しずつ実現され始めている。まだ、空を飛べるものは残念ながらまだない。

1号は山道だろうが雪道だろうが入っていける走破性に特徴を持った乗り物だ。
小さくて軽いのでとても操りやすい。乗り心地はそこそこだが、かなり便利だ。
汚れてもなぜかカッコ悪くならないワイルドさを兼ね備えている。
専用のコースで性能をギリギリまで引き出してみたいという衝動に駆られる乗り物だ。

2号と3号は街乗り専用だ。スポーティにキビキビと走るものと、荷物を積みやすいものだ。
共に一人乗りが基本だ。この2台はどちらかを常に隊員に貸し出している。
最近は荷物を積みやすい3号を使うことが多い。ついつい楽しさより便利さを優先してしまう。
4号はほぼ一人乗りだが長距離もいける。高速もだ。でもこれはとても重いので出動回数は少ない。

5号は出番が一番少ない。ご老体で舗装道路、晴れの日専用だ。観賞用といってもよい。
そうはいっても、走る時は軽快に走る。トラブルもあるがそれはそれで可愛い感じだ。
6号は真っ平な乗り物だ。地を這うように進む。段差は天敵なので道を選ぶ。
風を感じることができ、瞬く間に駆け抜ける。爽快な気持ちを求めるときに駆る乗り物だ。

7号は俊敏性と快適性を併せ持つマルチな乗り物だ。ロングドライブならこれ一択になる。
稲妻のように走ることも可能だと思うが、なにかゆとりを持って乗りたくなってくる。
夢なのか現実なのか。空飛ぶ乗り物はいつくるのか。海を潜れる乗り物は来るのか。
妄想ばかり膨らむ。モビリティは今も昔も夢をくれる。これからも触れていきたいと思う。