今年はすでにコンサートに2回足を運んだ。共に日本のアーチストだ。
正直、とても良かった。時間を見つけてもっと色々なアーティストを観にいきたい。
始まってまず感動するのは、テレビで良く観た本人が舞台上に現れることだ。
やはり好きなアーチストと空間を共有できるのはなんとも言えない感動がある。
次は一曲目が何かだ。コンサートにはもちろんテーマがある。最初はそれしか知らない。
故に、どの曲が掛かるかがワクワクだ。ほとんどイントロクイズのようなものだ。
掛かった瞬間に歌詞が浮かぶ。別に周りの人はほとんどそうだと思うがこれも嬉しい。
歌の始まり。生声が聞こえてくる。CDより歌が小さく聞こえるが、雰囲気が抜群だ。
多くのアーティストの場合、トークも待ち遠しい。ほぼお笑い芸人ばりの小話が詰まっている。
ああ、多彩だなぁと思いながら、心地よい時間になる。話に引き込まれ頭はコンサートではなくなる。
忘れていた頃に、再び歌が始まる。2-3曲連続で披露されることが多いと思う。
それぞれでイントロクイズが始まる。声を出さないように一緒に歌う。それがなかなか楽しい。
前奏や間奏も楽しい。楽器経験があり、そして諦めた自分にとっては音楽家は憧れの存在だ。
特に弦楽器は全力で指遣いを見ようと頑張る。素晴らしい表現力を見せつけられる。
過去もそうだが、もう一度、弦楽器を手に取り、練習してみたくなる。最後の挑戦をしたくなる。
多彩な楽器が楽曲を奏でる。そのセッションが羨ましい。もう一度、バンドを本気でやりたくなる。
曲目が続くが、知らない曲も出てくる。イントロクイズで不正解になる曲だ。
メロディーと歌詞に集中する。どんなメッセージをくれる歌か、ぐっと入り込む。
そのアーティストらしさと新鮮さ。歌詞に込められた意味。新しい刺激になっていく。
やはり、鑑賞というものは、ある程度、好きという準備がいる。それがあれば楽しみは増幅する。