未来辞書。

ある集団・組織の中で、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。
人脈を辞書で調べるとこんな定義が出てくる。2つ気になる点がある。
1つ目は、「ある集団・組織の中で」という部分だ。広がりがイメージしにくい。
人脈という言葉には、どんどん広がるというイメージがあったので、とても意外だ。

まったく別の集団の人、もしくは集団自体とつながることが重要だと考えていた。
世の中には様々な常識があり、その感覚を得ることが社会を考える上で必要だからだ。
さらに、自分の周りにいる人にはない能力を見つけることも大事だと感じている。
いざ、何かを実現しようとした時に、声をかける仲間を増やしていけるからだ。

2つ目の気になる点は、「主義・主張や利害などによる」という言葉だ。
この言葉からは、人脈が「ある主義・主張に与する人の集まり」という感覚が伝わってくる。
その主義・主張で利益を得る人が集まるという感じだ。派閥的なものを意識させる。
社会が主語の価値観を主義に据え、それに貢献したい人の集まり。これが良い気がする。

ふと思った。もっとワクワクさせる辞書があればいいのにと思った。未来での言葉の意味だ。
そもそも、辞書は過去から現時点で使われてきた言葉の定義をまとめたものだ。
よって、未来の言葉の意味などを書くこと自体はナンセンスかもしれない。でも面白そうだ。
タイムトラベルで未来で使われていた辞書が飛んできて手元にあるようなものかもしれない。

でも決して突飛なものにはしたくない。今の世の中でも既に芽吹いている定義を主流にしたい。
とてもポジティブで人々をより対話に導く定義にできれば、豊かに生きる人々を増やすことができる。
判断は難しいが、使うべきでない言葉は、辞書に載せないという選択肢もあっていいと思う。
人脈とは、志の下、これからの未来を語らう仲間の集まり。こんな定義ではどうだろうか。