PCで、同じ単語や文章、そして図などを、別のページで使いたい時に役立つ技。
ワード、エクセル、パワポなどなど。どのアプリの資料作りにおいても共通だ。
一度、コピーすれば、様々なところに何回でもペーストできる。
特に、絵やロゴなどは、1つ1つ描くのと違って、かなりの生産性向上が見込める。
スマホのアプリなど、アプリと言われるもの全般。これらもコピペの一種だ。
サーバーからダウンロードすれば、誰でも瞬時に、機能群のコピペを完了できる。
アプリの作成元は誰かにダウンロードされる度に、追加の手間無しに、売上が上がる。
通常、アプリを作る時、多大な工数がかかる。でもダウンロード数が上がれば収益を生める。
確かに、コピペのダウンロード数と、アプリ作成コストは無関係だ。
生産性=価値➗時間の分母は変わらず、分子のみがダウンロード数比例で増加する。
つまり、コピペした分だけ、生産性がどんどん高まるのだ。
コピペは、パッと見ると、コストが合わない取り組みを、スケールさせる技だ。
コストの合わない事業。ビジネスの現場ではよく聞く話だ。
生産性を高め、収益を上げる方法はないだろうか。
コピペが使える。さまざまなところで既に使っている。
アプリなど、ITシステムの大半は、一部カスタマイズがあっても、原則コピペだ。
マニュアルやノウハウ、変わったところでは広告なども、コピペと言っていい。
ただ、これらは多くの場合、その会社の財産だ。真似されたくないものだ。
会社を跨いだコピペは厳禁だ。競合を自らの手で生み出したくないからだ。
でもその会社にとっては当たり前だけど、社会にとってはもしかしたらマイナスな気がする。
競争から共創に変えたい。真似するのではなく、リスペクトして活用する。
その際、自らも組み合わせると価値が高まるもの、コピペすべきものを提供する。
互いに異なるものを持ち寄り、コピペし合う。これで共存共栄を生み出せる。
地方創生、SDGs。一見コストの合わない取り組み。どんどんコピペを使ってみたい。