パーパス

広がり

デザイン経営。

色々なところで語られているデザイン経営。果たしてどんなものだろうか。考えてみる。デザインは「美しさや使いやすさなどの狙いを実現するために創意工夫すること」とある。経営は「事業目的達成に向け継続的・計画的に意思決定・実行し、事業を管理遂行する...
仲間

具体と抽象

昨日、このタイトルの本に出会った。尊敬する経営者が紹介してくれたものだ。副題には世界が変わって見える知性の仕組みとある。うんうん、思わず頷いた。昔から自分が随分と変わった見え方をしていると思っていた。感じていた。世の中の色々な事象が同じ形に...
きづき

現代の羅針盤。

今はあまり使われなくなったが、船や航空機などで方位を知るのに用いられる器具のことだ。コンパスともいう。スマホにはコンパスアプリも存在するが、最近では地図アプリを使う。いずれにせよ、自分の行きたい方向と進んでいる方向が合っているかを確かめるこ...
ゆとり

ゆとりと羅針盤が生きた文化をつくる。

最近、色々な地域の文化についての資料を読んでいる。日本は多様だと改めて思う。生活の中から生まれた産品が、特産品として地域内外に広く流通する。富が生まれる。生まれた富を使って、地域内で娯楽が生まれ、楽しみ始める。その噂が広まる。来訪者が増え、...
ゆとり

社会インフラのもつ特徴

電気、ガス、水道は、社会インフラの代表と言って良い存在だ。人が生きる上で不可欠なものだ。道路や鉄道などの交通サービス、宅配便や引っ越しなどの物流サービスも便利な社会サービスだ。電話やネットなどの通信サービスももちろんインフラだ。特にネットは...
仲間

販売改め、優しい社会づくり

ピラミッド構造、系列、サプライチェーンなど、商品やサービスを届けるために活用してきた。この商品を作るぞ、このサービスを届けるぞ。それを圧倒的な効率でやり切るのが勝ち筋だった。効率を突き詰める活動はいわゆる改善だ。オペレーションには常にボトル...
俯瞰

密度を上げる

ある場所に「もったいない美術館」があったとしよう。初めにやるべきことはなんだろうか。間違いなくその美術館を知ることだ。美術館の展示物に加えて、そもそもの存在意義を捉えることだ。どんなコンセプトを世に問いたいのか。訪ねてきた人々にどんな気持ち...
仲間

専門家を繋ぐ人材

兎に角、今の世の中、情報がたくさんありすぎる。どんなことでも少し検索すれば何かが見つかる。だからどんどん情報を探して物知りになろうとする。そんな物知りなるべく挑戦したこともあった。特に車は趣味だったこともあり、かなりの物知りにはなっていった...
広がり

曖昧のすすめ

上司の指示が曖昧。昔から飲み会などで出てくる会話の一つだ。やり直しが発生する原因だ。最近話題となっているジョブ型雇用においては、確かに曖昧な指示は色々な揉め事の元になるだろう。このタスクには、これだけの時間が掛かる。報酬はお互いの確度の高い...
俯瞰

色々な矛盾と共に

人は、理路整然と考える時と、考えない時があると思う。どんなにロジカルな人でも同様だ。特に感情が昂っている時は、見えている状況は急速に狭まり、好き嫌いだけが判断を決める。自分の事になるとその傾向は極めて高い。親しい友人の中でも好き嫌いで動く事...
きづき

常に答えで対話する

現時点での答えを持つ。何をやるのにも常に心がけてきた仕事の進め方だ。癖になっている。勿論、答えといっても色々な論点を詳細まで描き切るという意味ではない。そもそもできない。簡単ではないが、チームの人に創意工夫と詳細化を託せるレベルまで噛み砕い...
妄想

快適の部品

心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。これが辞書に載っている快適の意味だ。快適が続いている状態、これが理想だが、なかなか大変だ。心身の不快では、心と身体の両方が関わる。身体は温度・湿度・明るさ・姿...
仲間

目標を束ねる

迷わずまっすぐに進んでいる。こんな時はゴールもしくはゴールの方向性が見えている。ゴールが遠く離れていても、着実に進んでいれば、充実感がある。ゴールも近づいてくる。一方で、暗中模索のケースもある。ゴールがあまりにもバクッとしていて、どう進むか...
仲間

パーパスを持つ

企業や組織、個人が何のために存在するのか、「存在意義」。これがパーパスの意味合いだ。人々の生活や社会に対してポジティブなパーパスを掲げる企業で働くなら給与が下がってもいい。こう答えた人は全体の49%と、ほぼ半数に上ったという。数年前のあるS...
きづき

価値を割り付ける

「駆け抜ける喜び」をブランドメッセージとして発信して消費者を魅了している会社がある。車好きなら分かると思う。BMWだ。車に乗ると、確かに「駆け抜ける喜び」を感じる。加速感、操作感など、心地よさを擽るポイントが無数にある。次々にそしていつでも...
仲間

時流に乗る事業

コロナ禍でニューノーマルが生まれる。その中で競争力のある事業を生み出したい。色々な企業が必死だ。リモートやキャッシュレス絡みのサービスはこの半年で沢山生まれた。どれも時流を捉えた素早い動きだ。デリバリーのサービスも増えた。配達料定額制や最低...
ゆとり

社長の視野

会社にはたくさんの仕事がある。部門の数どころか、部門の数の何倍もの仕事が動いている。仕事にはその仕事に責任を持つ担当者がいる。当たり前だが、その人はその仕事の達成が最優先だ。会社の業績は、無数にある仕事の成果を足し合わせたものになる。どう足...
構想

消費者と供給者の境目のない社会

企業には、ウェイやイズムといったその企業らしい従業員の心持ちを表した文言がある。これまで大事にしてきたものを見える化しながら、心持ちのベクトルを合わせている。企業によっては、クレドとして日々の朝礼の中で常に振り返りを行なっているところもある...
構想

選択と集中

戦略の基礎と言ってもいい言葉。やる事とやらない事を分ける。事業ポートフォリオを再構築する。大企業は業種に依らず、必ずと言っていいほど遭遇する課題だ。ふと思う。なぜやるべきでは無い事を始めてしまったのだろうか。 企業は大きくなるにつれて機能分...
構想

事業群の持つ力

コングロマリット。異業種の会社まで合併などで吸収し、多種類の事業を営む大企業。東南アジアの財閥、日本だと商社などもコングロマリット。多様な事業を持つことで、個別の揺らぎを吸収し、全体としての収益を安定化している。様々な事業で消費者と接点を持...