丁寧な仕事

出会い

位置決め

生成系AIの誕生で、世の中では人の役割をAIが代替するという話が多い。確かにちゃんとした指示を与えれば、AIがそれなりの役割をになってくれる。特に、パソコンで完結する世界においては、その進化が著しい。AIがやったものと、人間がやったものを、...
きづき

iPadを配る

ほぼ全体が画面の板。iPadを初めて見た時の感想はおそらくそんな感じだろう。よくぞこんなに薄いところにコンピュータを一式収めたものだ。中が見てみたい。製造業に従事していたらこんな気持ちを抱くかもしれない。なんとなくウォークマンを思い出す。カ...
きづき

表現力。

コンサルティングをやっている時、しかも若かりし時、言われたことがある。論理的に考えるのは当たり前。そのあとがとても大事だ。伝えるステップだ。伝えるも簡単ではない。伝えたという状況は詳しく見ると、相手に言葉を投げた状態だ。キャッチボールと同じ...
俯瞰

コト売り

ゴルフクラブ、自動車、キャンプ用品。どんなモノでもコト売りが盛んだ。使い方はもちろん、使うシーンの提案、さらには一緒に楽しむ仲間まで紹介してくれる。そのモノを楽しむ機会を増やして、使った時の楽しみの大きさを増幅させる。それだけではない。使う...
ありのまま

ノルマ。

資本主義経済の中ではノルマという概念が確実に存在する。基本、ノルマは必達だ。例えば、上場企業なら、売上は計画から±10%、利益は±30%のズレしか許されない。もちろん、本当に許されないかといえばそうではない。それ以上のズレには報告義務がある...
俯瞰

小さな分身を作る。

仕事をやっていて、手が足りないと思ったこと。たくさん経験していると思う。その場合、意外と重要な仕事というより、たくさんの簡単な作業が多いと思う。ココとココとココの様子を見ておきたい。状況に応じて微調整をしたい。そんな時に役立つのがエッジAI...
デザイン

美味しいご飯。

以前よりも美味しいご飯を意識するようになった。味わいたいという気持ちだ。職業柄、長く会食なるものをしてきた。美味しいというお店にも足を運んできた。その中でも気に入ったお店にはリピートで通うことが多かった。味と人だった。でも今から思えば、1日...
きづき

細部を磨いて加工する。

日本らしさを調べていたら、これこそ本質ではないかという記事を目にした。次世代に渡さなければならないのは「細部を磨いて加工する」日本人独特の感覚とあった。この言葉を見て最初に感じたのは、創意工夫に満ちた日本のものづくりだ。いわゆる町工場の凄腕...
出会い

職人の姿が目の前に。

昨日は珍しい博物館に伺った。文化財修復の匠が何人も常駐している博物館だ。ジャンルは仏像、書物、建物などかなり広範囲なものを対象にそれぞれの匠がいる。実際に工房があり、限られた時間であれば、その匠の技を間近でみることもできる。修復の前後を解説...
きづき

酸素

無色・無味・無臭のガスで、空気の約21%が酸素だ。人は酸素に囲まれている。いろいろな物質と反応し、それらを酸化したり、燃やしたりする。呼吸をする「人」にとっては、無くてはならないものである。その一方で有害でもある。酸素も要は使い方次第で、良...
ありのまま

黒い森

ドイツにいる頃、面白い地名だと感じた場所だ。はじめは一瞬怖い森なのかと思った。どうやらトウヒの木が生い茂り、暗く見えることから名前がついたらしい。深く濃い緑だ。北は温浴施設のあるバーデンバーデン。東はベンツやポルシェのあるシュトゥットガルト...
仲間

ステンレスのお猪口

昨晩は日本酒を頂いた。淡路の美味しいお魚のフルコース。久しぶりにご馳走だ。日本のものづくりを担っていたり、応援していたりする仲間の集まりだ。6時からのスタートだったが、あれよあれよという間に時間が過ぎていった。そこで久しぶりに使わせて頂いた...
ありのまま

沁み入る食事

これまで色々な国の食事を食べてきたと思う。国によって大きく趣きは異なる。その国に古くから根付いてきた郷土料理は、確かに積み重ねを感じる。でも、必ずしも味覚に合うかというと、そうでないこともある。慣れがあるからだ。外国の料理だと、イタリアンと...
きづき

1歩1歩進む。

まだまだ完成度は試作品というレベルだが、木工旋盤で3つ目の作品を作った。1つ目は、直径20cmくらいの深めのお皿。とても形は気に入っている。ただ、仕上げ段階でのちょっとした油断で、縁が欠け、ヒビが入ってしまった。「キャッチ」だ。刃物がグサッ...
ありのまま

アート。

美術品や工芸品をみることが多くなってきた。アートの記事にも自然と目がいく。伝統的なものから、現代的なものまで、様々なジャンルがある。まだ広がりは分からない。新たな表現に出会うと、こんなこともできるのかと思う。奇抜と感じるものもある。古いもの...
きづき

世界観ってなんだろう。

世界における人間などの存在をどのように捉えるかという考え方。これが世界観の定義だ。世界における人間のあり方などを、統一的に解釈し、意義付けたものとされる。中々重い。最近は別の意味合いの方が圧倒的に多い気がする。独創的な雰囲気やコンセプトだ。...
出会い

木工旋盤

月一で通っている篠山で新たなサークルが始まった。木工旋盤のサークルだ。山を持っているきこりさんに加えて、プロ中のプロ、家具職人が先生だ。旋盤といえば、30年近く前に遡る。材料技術研究所で金属を削っていたのを思い出す。高速で動く回転軸に削るも...
仲間

町工場の仕事

これまでに色々な工場を見てきた。自動化の進む巨大工場もあれば、小さな町工場もある。町工場も色々だ。手仕事の極みのような工場もあれば、数人が見廻るだけで動く工場もある。共通して感じるのは、工作機械などの装置を自らの手足のように動かす凄技を持っ...
きづき

観光を考える

世の中には色々な人がいる。とにかく旅が好きな人、非日常体験をしたい人。特定の趣味の場所に行きたい人、自然を満喫したい人、多様な食を楽しみたい人。車や自転車でドライブをしたい人、歩くのが目的な人、触れ合いが好きな人。日本人もいれば外国人もいる...
きづき

未来の織物

昨日、ある方のご好意で伝統的な織物の12代目の方とお会いすることができた。待ち合わせで指定された建物の外観はモダンだが、とても温かみのある印象を受けた。建物に入ると、抑え目の明かりの中、鞄、ソファー、アートなどが整然と並んでいた。一目で見て...