俯瞰

きづき

確率論を超える

300万の壊れ物を移送する。そんな仕事があったとしよう。どう向き合うか。仮に1個百円でも移送費は3億円になる。付帯作業も入れるともっと膨らむ。仕事の規模としては申し分ないだろう。ある意味魅力的と言ってもいい。でも一抹の不安が頭をよぎると思う...
きづき

経営。

「経」とは縦糸で、何のために生きているかについて筋を通すという意味合いがある。「営」とは、その筋を日々の行動に表すことという意味だ。仏教から由来している。経営には、やはり、社会のため、地球のためという感覚が何より求められているのだろう。日々...
仲間

人の繋がり

オープンイノベーション。凄腕を持ち寄った新たな取り組み。凄いものが出来る。なぜなら、それぞれの持ち味をその取り組みに存分に注入するからだ。それぞれの当事者が自分がいて、みんながいて、このイベントは成り立ったのだと感じているはずだ。それが一人...
きづき

役割分担。

昨日は工場見学をした。鍛造や熱処理、そして切削の作業をしている工場だ。目的は原価を下げるアイディアを考えること。できれば短期に実現したい。原価といえば、原材料、設備による加工、運搬といったプロセスが絡む。もちろん、そこに投入するエネルギーや...
モヤモヤ

抽象度の上げ下げ

物事を伝える時、一番大事なのは抽象度をうまく設定することだ。抽象度とは、具体的か抽象的かを示す度合いと考えて良い。活気溢れる社会はかなり抽象的だ。従業員にインセンティブはかなり具体だ。抽象度の高いことの理解を深めるには具体的には〇〇と話すこ...
俯瞰

方針を貫く

何事をする時も方針を決めたいと思っている。ここをぶらさずやってきた。よく、新しいことなのだからやってみないと分からない。こんな話を聞く。確かにそうなのだが、どんなアクションにも向かう先は明確にしたい。特に、自分以外の人が絡む、つまり組織を動...
デザイン

全体俯瞰。

事業を推進する場合、何よりも大事な事は全体俯瞰だと考えている。全体俯瞰には2つある。組織機能軸での俯瞰と時間軸での俯瞰だ。前者は役割分担の全体像と言ってもいい。事業目的への抜漏れを見る。それぞれの機能がどんな役割でリソース状況はどうかを見極...
デザイン

改善。

工場の改善はQCDをより良くすることと働き易くすることを目標にしている。QCDは品質とコストとデリバリー。つまりより良いものを安く早く届けることだ。コスト削減は販売価格を下げてもいいが、自社の利益を上げるだけでも良い。働き易さは、工場で働く...
デザイン

トランスフォーメーション

巷に溢れるX。これはトランスフォーメーションという意味だ。英語にはXがないのに。どうやらTransの接頭辞を英語ではXと表記するらしい。だからXとなって日本に入ってきた。Xを認識するまで何段階かあるからか、Xの意味の捉え方は多様だ。なんでも...
俯瞰

俯瞰の二軸。

視野を広げる。これは難しいと考えられがちだが、そんなこともないような気がする。大変なことではあるかもしれない。大変はやればできるで、難しいはやるのが難しいだ。なぜ、難しくないのか。視野を広げる対象を明確に持てば良いだけだと思うからだ。その対...
きづき

コトから目的の達成

企業をはじめとする組織には必ず目的がある。目的のために組織がある。多くの場合は利益や顧客の満足を得ることが目的だ。従業員や地域にも目がいく。それらを通じて社会に貢献したい。これが多くの組織の最終的な目的といっていい。もちろん、どんな商材を扱...
デザイン

組み立て方。

何を新しいことをしようとする場合、気をつけるべきことがあると思う。すぐに思いつくことは、変化への不安だ。特に本業の部分での変化は心配だ。日々の業務に大きく影響する。混乱する状況はあまり見たくないのが本音だろう。自らにメリットのあることであれ...
きづき

社長と話す。

当たり前だが、どんな会社でも従業員と社長は立場が違う。取締役と社長でもそうだ。うまく表現できないが、会社を背負っている、最後の砦的な感覚もあると思う。多くの社長は、視野も視座も広い。広いから社長なのではなく、結果として広いのだ。社長に就任し...
俯瞰

道具。

ものをつくるため、なにかを行うために用いる器具の総称。これが道具の意味だ。大工道具、掃除道具などの使い方がある。用具や器具といった言葉と似通っている。いずれにしても、道具は主役になることは少ない。これまではあまりなかった。なぜなら、道具とは...
俯瞰

能力流通。

当たり前だが、多くの人は活躍できることが楽しいと思う。もちろん活躍の意味は人によって異なるが、なにかを生み出すことだ。誰かの役に立った。新たな価値を生み出せた。なんでもいいと思う。とにかく、自分が関わったことで、何かが成し遂げられることが大...
モヤモヤ

組織を牽引する。

コンテンツが良いと、組織はそれなりにうまくいく。なぜなら価値を感じるから。あれ良かったよと、口コミが生まれ、協力者や仲間が増えていく。いい流れができる。アーリーアダプターがどんどん集まり、ワイワイ、ガヤガヤ、楽しい状況が生まれる。なにかあっ...
きづき

言語化

頭の中に溜まっている知見。経験を積んできたものがそのまま蓄積されている。でも、それを頭から取り出すのはなかなか労力がいる作業だ。整理整頓ができていない。この辺がいい感じ。頭の中に入っている時は、こんなフレーズがランダムに存在している。整理整...
きづき

表現力。

コンサルティングをやっている時、しかも若かりし時、言われたことがある。論理的に考えるのは当たり前。そのあとがとても大事だ。伝えるステップだ。伝えるも簡単ではない。伝えたという状況は詳しく見ると、相手に言葉を投げた状態だ。キャッチボールと同じ...
きづき

力の入れ具合

やるからには全力で。幼い頃からそんなことを考えてきたように思う。ブランコであれば、誰よりも空高く漕ぐ。ずり落ちないように必死で掴まる。引越バイトであれば、集中度を高めて、重い荷物に神経を巡らせ、無事に運び切る。仕事であれば、納得がいくまで、...
俯瞰

現場をみる。

工場や店舗、オフィスなど、これまで様々な現場を見てきた。現場は面白い。動きがあり、活気があり、何かを生み出している姿が、結構好きだ。もちろん、すべての現場が活き活きしている訳ではない。疲れている現場もある。そんな現場をみると、どうしたら光り...