モヤモヤ

きづき

絡み合った糸

文化に向き合うようになってから賑わい創出の難しさを痛感している。特に、由緒正しい、伝統や格式のある文化においてはそれが顕著だ。そうした文化は大事に育まれてきたもので、これまでの関係者の想いを乗せている。想いに想いが重なり、大きな想いになって...
モヤモヤ

ハノーファー

今年は5年ぶりにハノーファーに行こうかと考えている。もちろん製造業の祭典だ。日本でインダストリー4.0がフィーバーした時代から毎年通っていた。その当時は、日経の本や雑誌をはじめとして、様々な媒体に寄稿した。日本の現場力の対極にあるものではな...
きづき

言語化

頭の中に溜まっている知見。経験を積んできたものがそのまま蓄積されている。でも、それを頭から取り出すのはなかなか労力がいる作業だ。整理整頓ができていない。この辺がいい感じ。頭の中に入っている時は、こんなフレーズがランダムに存在している。整理整...
モヤモヤ

前に進むには。

お陰様で常に多様な仕事に携わることができている。忙しいのは幸せなことだ。新たな価値が生み出せ、前に進む仕事もあれば、うまくいかないことも勿論ある。我々を含めて当事者となる人たちが1つのチームになれると力強く進む。一方で、既存業務にとにかく多...
きづき

人とAI

生成AIができてからというもの、色々な分野で段違いの進化が起きている。今まではメカニズムを捉えたり、ルールを作ったり、手取り足取りで教えた。いまは人間がこれまでデータとして貯めてきたものを勝手に自分のものにする。いまだに生成AIの成り立ちは...
きづき

車のトラブル。

日本には車検制度があり、定期的に状態を整えた車が道路を走っている。車そのものが原因で起きる事故はとても少ないような気がしている。1tを超える重量物がかなりのスピードで走るのだからとても大事なことだと思う。走る曲がる止まるは、常に適正な状態に...
ゆとり

執筆スピード。

ブログはそろそろ900本くらいに到達する。3年半とかなり長い道のりだ。平日はほぼと言って良いほど、書き続けてきた。タイミングは朝が基本だ。平均的な時間としてはテーマを決めるのに5分。実際の執筆に10分というところだ。ただ、テーマ決めに15分...
きづき

喜怒哀楽の幅。

パフォーマンスを一定に保つ為に、よく寝る、同じものを食べる。色々なやり方がある。周囲の環境まで配慮して、体内に入るものも管理すれば、自分の身体は同じ状況でいられる。これができれば、明らかにメンタルも、体の状態も同じ状態を保つことができそうだ...
きづき

紅葉。

今更ながらに、「もみじ」は漢字でかくと「紅葉」だと気づいた。「こうよう」とも読む。「こうよう」は、葉の色が赤くなることを言う。緑が黄色になって赤になるととても美しい。では「こうよう」するのは「もみじ」だけなのだろうか。そんなことはないはずだ...
モヤモヤ

分かち合う。

有限のものといえば、エネルギーなどが典型的だ。石油には埋蔵量がある。太陽光などは無限のように感じるが、人と違う時間感覚で有限の寿命を持つ。地球上で全人類が生きる上で、どのくらいのエネルギーが必要なのだろうか。人口が減っている地域もあるが、急...
きづき

評価の単位。

ある補助金の審査があった。全体のお題は新たな社会を切り開くだった。その新たな社会は壮大で、いくつかの製品やサービスでできるものではない。無数の製品やサービスが折り重なって、生まれて進化していくものだと思う。ある意味、自己組織化と言ってもいい...
モヤモヤ

標準化。

辞書で引くと、製品・資材などの種類や規格を、標準に合わせて整えること、とある。つまりは、標準化とは同じ種類や規格に合わせて商品やサービスをつくることだ。故に、できた商品やサービスには、作り手に依らず、同じ部分が存在することになる。これにより...
きづき

ハマる。

経験の浅いもの、物語の進行が速度がゆっくりなもの、静かに座って鑑賞するもの。母国の言語とは異なる言語、見どころが五感の一つだけ、舞台から遠いとろか見る。誰が出ているかも分からない、技が凄いのは分かるけど、その凄さを表現できない。こうしたもの...
モヤモヤ

アーツカウンシル。

世界的に使われている言葉だが、日本語では芸術評議会と訳されている。文化芸術に対する助成を基軸に、政府・行政と一定の距離を保ちながら活動する。文化政策の執行を担う専門機関とも捉えられている。世界でこれまで成果を生み出してきた。英国での活動は政...
ゆとり

バランス。

これは面白い。力を込めたい。こうなると途端に、こだわりというものが生まれてくる。もちろん、どんな仕事においてもここは外せないという部分は常に持っている。でも、グッと気持ちが入った仕事の場合、いつの間にか外せない「ここ」が大きくなる。つまりは...
きづき

突き抜ける。

文化の振興に携わって思うこと。それは多くの取り組みがビジブルにならないこと。学芸員の研究でも、企画展の開催でも、体験イベントの企画でも何でも同じだ。それぞれの担当者は、自分の担当するものを少しでも盛り上げようと努力する。その結果、参加者も集...
モヤモヤ

開発はどう構える!?

世の中にない、使い方も決まっていない商品がある。でも役に立てると確信はある。その信念に基づいて商品を作り上げた。品質はどう定義したらよいだろうか。未知の人、未知の使い方がどうその商品を受け止めるか。ここを見通す必要がある。一つの整理の仕方は...
きづき

品質を考える。

何か商品やサービスを作り上げようとする際、常に品質を意識する必要がある。では、品質とは一体どんなものだろうか。辞書を引くと意外な答えがあった。(良・不良が問題になる)品物の性質だ。確かに品質なのだから品物の性質だろう。そこに、良・不良が問題...
モヤモヤ

仕組みとその上のアプリ。

多様なサービスが創出可能な仕組み。ソフトウェアの世界の汎用性だ。色々なものに自由に繋がり、それらの組み合わせで今までにない価値を生み出せる。例えば、人や機械などの様子を各種センサーで捕捉することをできるようにする。いくつかのセンサーで捉える...
モヤモヤ

徹底とメリハリ。

色々な物事を進める時、まず成果物を定義すると共に、それを生み出す道筋を考える。成果物はより本質的なもの、言い換えればより多様な人に違和感のないものにする。ある人にはとても気に入られても、ある人にはとても嫌なものではダメだと思っている。とても...