きづき合宿

明日からきづきアーキテクトの合宿が始まる。メンバー全員が集まる貴重な機会だ。
今年は瀬戸田と尾道。先日、瀬戸田にお邪魔してレモンの魅了を堪能したからだ。
尾道も素敵だった。百島にも渡ったが、アートギャラリーなど見どころ満載だった。
少し前から瀬戸内産業芸術祭の立ち上げに関わってきたが、尾道で出来たら最高だ。

合宿の目的は、7月から始まる来期に向けての意識合わせだ。もう5期目になる。
これまではどちらかと言えば受託ビジネスだった。そろそろ自主事業を始めたいと考えている。
文化とものづくりを基点として賑わい作りを行ってきたが、その経験を活かしていく。
そんな議論を、いつもと違う環境で酒でも飲みながらやろうと、考えている。

自主事業に登場する人物は多岐に渡ると思う。まずは伝統工芸の職人。次は役者だ。
さらには学芸員にもお出ましいただきたい。こうした人と企業を繋ぎ合わせる。
こうした人は特殊能力を使って、工芸品だったり、演目だったり、研究成果を発表してきた。
これから、それに活用した能力の一部を切り取って、企業のパーパスのために使ってみたい。

おそらく、どの企業でもこうした方々との接点はこれまでなかったと思う。
距離が遠すぎて、想定外の方々といったところだ。でもだからこそ面白いと感じている。
もちろん、企業が従業員として雇うとなると、かなり躊躇するとは思う。
でも、アドバイザーや刺激提供請負人という形であれば、面白いと思う企業人はいると思う。

月一で働いてもらいたいこと。こんな感覚でブレストをすると、いくらでも出てくる感じがする。
仕事内容が決まったら、それをどんな場面でやると、その方々の魅力が引き立つかも考える。
できれば、ワンパターンでなく、複数回に分けて、立体的に魅力が生きることを証明したい。
なんの自主事業の中身は全く伝わらないと思うが、とにかく面白くしたい。合宿での議論が楽しみだ。