どんな仕事をするにあたっても大事にしたいことは意志の強さだ。
その仕事でこれを成し遂げたい。こんな価値を生み出したい。こうした意志だ。
もちろん、最初から具体的にタスクまで分解して熱く語るのは不可能だ。
でも、抽象度が少し高くとも、熱量を伴っていれば、意志の強さは伝わると思う。
ここ10年、社会では、この仕事にはこの能力が必要、故にこの人が適任だと人選が進んできた。
昭和の時代においては、能力よりもやる気を大事にして選んでいたような気がする。
その結果、色々な失敗はあった。でも、なんとか経験者が補って仕事を成し遂げた。
壁にぶつかり、やる気が消失する。そんな場面も乗り越えて一人前に成長した。
これからの世界、大量生産・大量消費をガラポンして新たな時代を切り拓かねばならない。
地球に優しい世界を作り上げるには、会社という枠組みを超えて共創しなくてはいけない。
でも、残念ながらそこには明らかな正解などない。試行錯誤が続くと思う。
そんな時、大事になるのはやはりやる気や想い、つまり意志の力なのだと思う。
これまで培ってきた能力をうまく使うことで、効率的に価値を生み出すことも大事だ。
でも、新たな世界を生む、そこに必要な挑戦をするには、意志の力がより大事だと思う。
明確に役立つ能力を持った人と、意志の力がとても強い人とのコラボがいると思う。
そうすることで、より大きな価値を素早く、世界に生み出していくことができるだろう。
足りないのは、意思の力に満ちた熱量のある人達だ。全く足りてない。仕事は効率的にやり切るが蔓延してきた。その中では生き残ることができなかった。どうしたらそうした人達を沢山生み出し、増やすことが出来るだろうか。そうだ。熱量のある人達に任せたい仕事を作ればいい。それがきづきの仕事なのだ。