道具はただ持っているのではなく、使い続けた方がいい。色々なものに当てはまる。
例えば、木工旋盤。丹波篠山にマイ旋盤があるが、最近はなかなか行けていない。
食器作りは好きだし、そもそも木の温もりや機械を扱うこと自体も好きだ。
集中した作業の結果、生み出せたものはどんな仕上がりでもとても嬉しいものだ。
残念ながらもう半年以上触れていない。でもただ眠っているわけではない。
仲間が使ってくれている。旋盤が拗ねないくらいには恐らく動かしてもらっている。
まあ、そろそろ愛でてあげないと流石に拗ねると思うが、有難い限りだ。
来月あたりには行こうと思うが、不安もある。これまで覚えたことが出てくるだろうか。
恐らくみんなも感じているかもだが、私は手の内に入れたと思えるまでとても覚えが悪い。
プロが隣についてしっかりと教えてくれてもなかなかコツを飲み込んでいかない。
それどころか、頭と手足がうまく連動せず、言われたことが出来ないことも多い。
旋盤も続けて手の内に入れるまでやっていないせいか、とても危なっかしいままだ。
やはり、しっかりと腰を据えて納得のいくところまでやり続けることが必要だ。
これが旋盤の基礎だと頭と身体が理解して同調したときにようやく独り立ちできる感じだ。
この感じはゴルフでもカーレースでも同じだ。残念ながら基礎の一部がわかっただけだ。
車を操る感覚ももちろんある程度ある。車両感覚はあまり心配ない。でもタイヤの接地は別だ。
旋回した時にどこまでタイヤがグリップし続けるか、どこで滑るか、どこで操作不能になるか。
ジムカーナの練習場で数時間走り続ければある程度感覚が掴める。でも車が変わるとゼロからだ。
とはいえ、追加学習なので少し早くなる。似た経験を梃子に学習を早めているからだろう。
そうか、類似や相似をうまく活用することだ。抽象度の活用とも似ている。続けてみようと思う。