シーンを思い浮かべる。

ビジネスを立ち上げたり、広げたりする時、必ず実施するのがヒアリングだ。
あんな人に聞いてみたい、こんな人に聞いてみたい。色々頭に浮かぶと思う。
色々な人に話が聞ければ、事業展開について色々なヒントがもらえるはずだ。
まずはヒアリングに行かなくてはいけない。こんな感覚を持っていると思う。

そんな時、とにかく行ってみようは、あまり良くない。行って何を聞くかをまず考える。
つまりは質問したいことだ。箇条書きで良いのでしっかりと紙に落とす事が大事だ。
紙に落とすと自分が聞きたい事の大枠が見えてくる。抜け漏れにも気づく事すらある。
それを周りの人に見せると、こんなのも聞いてきたらと、アドバイスを貰えることもある。

でも、質問したい事が揃ったからといって満足してはいけない。では何をすべきか。
不思議に思うかもしれないが、想定される質問の答えを精一杯考えておく事が必要だ。
つまりは、答えは質問する相手が教えてくれるもの。そう考えていてはいけないのだ。
もちろん、精一杯考えても間違っているかもしれない。でも合っていたらとても嬉しくなる。

それだけではない。質問相手に自分たちのことを考えて話に来たなという印象が生める。
さらに、対話が盛り上がることにより、より突っ込んだ議論に入れるようになるのだ。
相手が思いもよらなかった、いけてる投げ掛けができると、俄然その場を掴める。
そうなれば、次のヒアリングや別の人への紹介という新たな機会すら得られるのだ。

簡単にいうと、ヒアリングとはどれだけ相手の立場で、相手の日常のシーンを読み切るかの勝負だ。
読み切れると、相手はこちらに感心し、信頼する。面白い奴がきたと記憶にも残る。
ギブアンドテイク。これが大事だとよく言われる。質問の答えを聞きに行くだけではギブがない。
相手が気づいていない、でも有意義なものを何か置いてくる。これがギブだ。常に心がけたい。