まだ蝉の声は残っているが、だいぶ暑さが和らいできた。さすがに今年の夏は辛かった。
外にいるのは30分が限界で、その間も汗が止まらない。常に水を欲していた。
歩きをやめて、バイクを使うことも増えたが、これはこれでヘルメットが熱い。
特に信号待ちは地獄だ。バイク自体が熱いのと、直射日光。雨を期待してしまうくらいだ。
車で出かけることも増えた。ほんの近場でも車を使いたくなる。これもなかなか熱い。
屋外に停めているので、エアコンを効かせても快適になるまで10分くらいは必要だ。
なので、それまでに目的地についてしまうことがある。そんな時は窓を開けて走る。
うまいタイミングで窓を閉めると、快適になるまでの時間が短縮できるような気がする。
寝室の暑さも半端でなかった。寝る時にエアコンをつけるのでは遅すぎる。
暑くて汗がどんどん湧き出てくる。30分前にはタイマーをかけなくてはならなかった。
その後、快眠に設定してねるのだが、なぜか少し寒い状態になることが多い。
薄がけのタオルケットをかけていないと、朝起きるとなんかだるくなる時が多かった。
一方で、真っ青な空はとても気持ちいい。入道雲もなんとも素敵だった。水辺も輝いていた。
緑はとても濃く、様々な命に囲まれている感覚があった。自然の良さを改めて感じることができた。
あと、打ち水の凄さにも感動した。照りつける太陽の中、打ち水をした時のことだ。
ひんやりとした空気が身体を覆い、瞬く間に、体感温度で5度以上下がったような気がした。
虫は嫌いなのだが、鳴き声はいい。耳を澄ますと色々な音の重なりが分かる。
心の静寂を得ることができる。普段はエンジンの音に囲まれているが、それとの対比が凄い。
来年はまたさらに暑くなるのだろうか。そろそろ人も動物も植物も大変になってきた。
更なる進化のタイミングなのか、もっと地球に優しい生き方を加速させるか。両方な気がしている。