稼働を上げる。

搬送用のロボットがある。どうしたら現場で使い続ける状態を生めるだろうか。
まずはみんなで使って欲しい。でも通常は誰かのやりたいことで占有する。
あ、これを運びたいな。そのニーズを満たすためにそれを思った人が使う。
運んだ後は使い終わる。運び終わった場所で使い終わるのだ。次は誰が使うか。

その場所から遠い人は、そのロボットが見えない。見えなければ使わないだろう。
取りに行ってまで使うのは余程の強いニーズだ。ではどうすべきだろうか。
停留所を作りたい。現場に多数の停留所を用意しておけば、そこに使いたい時に呼び出す。
使い終わって使える状態になったら、即次の使いたい人の側の停留所まで自動で移動する。

できたら、予約をとっておけるといい。ボタンを押しておくと自動で自分に近いところにやってくる。
もちろん、まだ来ないならキャンセルもありだ。これなら道具が勝手にやってくる楽しみもある。
予約ボタンがあちこちで押されるようになったら成功だ。ロボットは休む暇もない。
ではよりたくさん予約ボタンが押されるようにするにはどうすべきか。用途を増やすのがいい。

積んでもしくは引っ張って、運んで、おろす。これは基本だ。道具をもってこいもありだろう。
この場合は道具置き場に停留所があって、そこに人もいて欲しい。もしくはロボットが常備する。
酷暑には水やミストを、極寒には暖も持ってきて欲しい。管理者のいる場所を停留所にすればできる。
あ、逆に管理者が見守りように循環させてもいい。管理者はその任務の予約ボタンを押せる。

結構、予約ボタンの種類が増えた。予約ボタンの押され具合を集計してみればニーズの強さも分かる。
予約の種類を現場のニーズに合致させる。もし、量自体が多いのであればロボットの台数を増やす。
台数が増えたら稼働が上がるように予約ボタンの種類を増やしていく。データに基づいてやればいい。
そうだ。アプリストアでアプリを買うようなものだ。単純に予約ボタンの数を増やせばいいのだ。