着るものの見える化

最近、服を畳んでしまわないようにしている。なるべくハンガーにかけている。
すると、こんなものがあったのかと、記憶の奥深くに眠っていたものが蘇る。
パンツやスラックスが足りないな。と思っていたが、出てくるは出てくるは。
足りないと感じていたものほど、沢山の在庫があることがわかった。

半袖のポロシャツも同じだ。夏の短い期間にしか着ないから、何があるかを覚えられないのだ。
しばらく着たことがなかったものがどんどん出てくる。足りないと思って買っていたのだ。
思い込みとはなかなな凄いものだ。さらに、似たようなものが次々と出てくる。
趣味が変わらないから、類似のものが溜まっていくようだ。これはなんとも避けたいものだ。

ハンガーにかけてクローゼットに並べてみると、まず思うのが、色が限られていることだ。
時々奇抜な色が混じるのだが、それ以外は黒、グレー、白、紺それとベージュが少しだ。
かなり地味な感じがする。休日のファッションというものが無かったのだと分かる。
それを思ってか、突然奇抜な色、デザインのものがある。逆にいつ着ればよいのだろうか。

足りないもの、高回転で回っているものは靴下だった。しかも長めの靴下だ。
一時、足先から踵までの靴下が欲しいと思っていた時があったからだろう。
それは沢山あるのだが、平日に履けるトーン抑えめの長い靴下は7足くらいしかなかった。
逆に踵までの靴下は15くらいある。靴の中で脱げないものを探していたから尚更だ。

ここまでの棚卸しで、アンバランスな服のポートフォリが見える化された。
回転数にすると、3桁くらいは違うものもあると思う。捨てられないのも原因だと思う。
改めて、この1-2年で季節ごとのポートフォリを再構築しようと思う。総量も減らしたい。
見える化の重要性を改めて感じた。計画性を持って、衝動買いもしつつ、整えてみたいと思う。