自分より20歳くらい若い先輩の起業家に会った。なかなか面白い出会いとなった。
一番最初に感じたのは、とてもオープンであること。直球がきた。
奥の方で、強い意志も感じた。軸がしっかりと伝わってくる。ブレない。
何か巫女のような感覚もあるのかもしれない。何かの特殊能力だろうか。
話をしているうちにすぐにわかった。目指しているゴールがかなり近いことだ。
使っている言葉は明らかに違うが、個が輝く世界を生み出そうとしていると思う。
輝いた個が出会い、対話をする中で、大きな力が生まれ、新たな価値を生み出す。
この現象を至る所で、たくさん生み出そうとしている。私の言葉では創造生産性の向上だ。
人の観察眼も素晴らしいと感じた。誰に何を話してよいか、どう話を進めるか。
このあたりの感覚が研ぎ澄まされているのだろう。話がスムーズかつ早く進む。
核心に向けて、飛び飛びに話が進展していく。そのテンポがなかなか楽しかった。
話題にあがるそれぞれの人の特性についても、答え合わせをしているかのように一致した。
読みきれないと感じた部分まで似通っていたような気がする。ただ、バックグラウンドは異なった。
起業当初からウェルビーイングにこだわり続けていると思う。こちらは我武者羅な時を経てきた。
右脳中心に左脳という感覚に対して、こちらは左脳で右脳も作り出し、理解しようとしている。
ゴールは同じでも、ゴールに向かっていく際の出発点が違う。こちらの方が遠い感じもする。
面白い補完関係が作れそうだ。先攻と後攻もしくは、ボケとツッコミかもしれない。
これからゴールとは真逆の組織に対峙する。でも、この組織がゴールに到達するのが正しいと思う。
到達できれば5年後にユニークな存在になれる。その組織の社長もそれを望んでいると思う。
さあ、この起業家とタッグを組んで小さな石を投げるところから始めてみる。楽しくなってきた。