第400号。振り返ると

2020年に始めたブログ。お休みの日を除いて書き続けて、今日で400号を迎えた。
筆が進んで10分で書けた日、ネタに困って夕方まで書けなかった日など、色々あった。
でも9割くらいの日で朝9時か10時くらいまでにはアップすることが出来たと思う。
自分を鍛える意味で、また生活のリズムを掴む上で、とても役に立ってきたと思う。

振り返ってみると、自分には共通の思考パターンがあるのが、とても良く分かる。
常にゴールを意識している。本来ならこうあるべきだろうという仮説から考え始めている。
モノでも人でも装置でも、なんでも最高の状態を思い描くことから始めていると思う。
そして、その状態と現状のギャップを捉えようとしている。それらを埋めていくステップを考える。

相似という考えも大事にしている。というか相似に取り憑かれているといっても良い。
先ほども、モノでも人でも装置でもと書いたが、あらゆる対象に相似という概念を当てはめている。
この対象の本来あるべき姿を考える上で、どんな切り口があるか。それは何と同じか。
別の対象で過去に考えた切り口を、瞬時にかつ無数に当てはめて、重なりを見つけていく。

この対象は、こういう価値を追い求めるのがいい。それは別のこの対象と同じ「形」に見える。
昨日も職人の能力をスカウターで見える化したいとあった。どのくらい使っているかも含めてだ。
瞬時に思う。装置の能力の見える化も同じ「形」だ。能力も使い切っている方がいい。これも同じだ。
さらに、能力を使い切って使った加工物は高く売りたいとも考える。これも人の働きと同じだ。

高い能力を使えば作業に掛かる時間が減る。そうすれば他の仕事をする時間が生み出せる。
新たな価値の創出に使える時間だ。一方で、時間を無闇に使っても結果は生み出せない。
ならば、これまで諦めていた仕事を引き受けられるようになるよう装置の性能の引き出せると良い。
妄想は続く。色々な切り口の相似が次々に登場する。その組み合わせで考える頭になっているようだ。