アスリートの素晴らしさ

オリンピック真っ只中。連日、日本人のメダルの話題が飛び込んでくる。
えっ、と思うような出来事もあれば、凄っ、としか言葉が見つからないものもある。
個人の技が光るものもあれば、チームの素晴らしさに感動するものもある。
なにより、そんなアスリートの活躍する姿を見ることができて、元気が湧いてくる。

若い世代の活躍も嬉しい。日本ってこんなにも凄いんだと、改めて感じさせてくれる。
食生活が変わったのか、努力の成果なのか、メンタルなのか。ひと昔の日本人とは明らかに異なる。
画面からも芯の強さや、落ち着き、冷静さなど、次元の異なる何かが伝わってくる。
野球の二刀流やバスケの超人は別としても、突然体格が変わったわけではないのに、もの凄い。

競技を楽しんでいる姿も伝わってくる。真剣な眼差しの中にも、何か喜びを感じる。
競技前後の所作も素晴らしい。プロフェッショナルとしての意識や覚悟が生むのだろう。
対戦相手への敬意、関係者への感謝、応援への感謝。様々な場面で感じさせてくれる。
自らが異常なほどの努力や鍛錬を続けてきたにもかかわらず、周りがよく見えている。

学ぶことが多い。身体を動かすことを対象にはしていないが、技を極めたいのは一緒だ。
視野を広げる、ありたい姿を見据える、そこに向けて積み重ねる。ここも同じだ。
あそこまでストイックにやり続けられるかの自信はないが、トライするぞという気持ちになる。
よりクリアにありたい姿を改めて打ち立てて、一歩一歩進んでいきたいと思う。

外はうだるように暑い。出かけるのが億劫になる。でも、人と会う、現場にいくことが大事だ。
オリンピック選手も猛暑の中、戦っている。室内でもエアコンが効いていないところもある。
置かれた環境にぶれずに、一喜一憂せずに、やるべきことを進めていけば良いのだろう。
とはいえ、まだまだ修行が足りないと感じるばかりだ。焦らず信じる道を進んでいきたい。