国から頂いた仕事

これまでに国や自治体の補助金を頂いて何度も仕事をしたことがある。
今回、コロナ禍の中、国や自治体が色々なお題で補助金を増やしてくれた。
感謝をすべきことだと思う。そして、頂いた補助金は未来を切り開くために大事に使いたい。
自分の未来ではなく、みんなの未来、社会の未来を描かなければならないと思う。

現実はもちろん、そんな簡単ではない。そもそもみんなの未来を描くのは難しい。
自分の好きだ、正しいと思うことは、ある意味簡単に分かるが、他人のそれは捉えにくい。
同じ会社で一緒に過ごしたりすれば、ある程度は分かる。でも世の中は違う会社だらけだ。
同じ業界でも会社が違うと、文化は違う。結果、自分が正しいと思うことをする場合が多い。

ボランティアをすれば良いかといえば、それも未来を描くのとは大分違う。
ボランティアは、大抵の場合、未来ではなく今の現実で明らかにまずい状態を治すためだ。
ある企業だけが業績を伸ばすのも違う。経済波及効果は言い過ぎだが、そんな感じが欲しい。
要は、補助金で行なった活動が呼び水となって、すばやく色々な企業の活動を誘引したい。

みんなの未来。補助金の活動をみんなが見て、楽しいと思うこと、刺激になること。
さらには、その活動が次の活動を巻き起こすこと。売上の連鎖が起こること。
これまでは大企業が製品を作って、そこに部品供給する企業が共に売上を上げるモデルだった。
でも、そういったモデルは、今の世の中では売上の連鎖が短く、短期間になってきた。

これからすべきは、売上を上げる仕掛け、それも色々なものに適用できる仕掛けを作ることだ。
色々な売上に汎用的な機能をみんなの売上のためにたくさん揃えて、提供することだ。
言い換えると、みんなが売上を上げるまでの時間を短くする様々な支援をすることだ。
補助金。みんなが使えるもの、使いたくなるもの、使いやすいものをたくさん揃えたい。