開疎な社会の姿

with コロナの社会では、ソーシャルディスタンスをとる。
飲食店では座席と座席の距離を開ける。レイアウトが変わる。
工夫しても、その飲食店で一度に食事を取れる人数は半分くらいに減る。

やるべきことは、食べる速度を倍にしてもらうか、ランチ時間を分散させるかの2つ。
スーパーなら予め買うものを決めておくことで滞在時間はある程度減らせる。
でも飲食店では多くの人は焦って食事をするのは選びたくない。

ランチを分散させる。ディナーを分散させる。どうしたらできるか。
寝る時間を分散させることはできないだろうか。
6時間寝るとして、22時に寝る人から深夜2時に寝る人まで。
生活時間そのものを能動的にシフトする。

すると、日中の暮らしは、人によって始まる時間が変わる。最大4時間
ランチもディナーも4時間ずらせる。密を避けられる。
飲食店に限らず、電車やバス、ショッピングも。

全ての人が原則として、供給者でもあり需要者でもある。
つまり、お店側の人も、お客さんも生活時間が分散する。
お店は開店している時間が延びるだけ。
ただ、ここで問題がある。誰が今までと違う生活時間にシフトするかだ。

でも、その地域の中でその地域を大事にする関係人口の割合が高ければ簡単だ。
みんなの安心総量のために、スマホを使って生活時間を工面、融通し合う。
ありがとうと言い合う。素敵な日常のある地域だと思う。