夏バテ。

コロナ禍より少し前からだろうか。夏の暑さが本当に大変になってきた。
とにかく外に出ると汗が止まらない。あまり汗をかく体質ではなかったので驚きだ。
すると、着ているものがびっしょり。乾くまで大変だし、乾いても今ひとつだ。
もちろん、屋内に入れば快適な涼しさを得ることができる。でも冷房はガンガンだ。

どうやら外と中に出入りするのも身体には相当辛そうだ。とにかく怠くなる。
自然の中にいる時の温度変化とは明らかに異なる一気に5度以上の変化だ。
コンビニに入ったりすると、10度以上違う時もある。身体が悲鳴を上げる。
こうした身体への負担を1日に何回受けているのだろうか。累積で効いてくる。

日差しもなかなかのものだ。ジリジリと肌が焼かれるのが分かる。熱が籠る。
室内に入ってからも肌が熱を持ち、なかなか落ち着かない。かなり生産性が落ちる。
普通になるまでに10分どころではない時間が掛かる。だんだん外に出たくなくなる。
でも、やはり対面がいい。だから外に出る。そしてまたバテバテになっていく。

10年くらい前は、地球の温暖化にはどこかで怪しいと思う部分があった。
日常の当たり前の活動がそこまで地球にダメージを与えるのだろうか。そんな感覚もあった。
でも、ここのところの異常気象を目の当たりにするにつれ、地球を虐め抜いてきたと確信している。
その罰を今受けていると感じている。だから出来ることから日々やらなければならない。

もちろん、夏バテは身体自体の若さが減ったことも原因だろう。でもそれは一部だ。
暑くなる。冷房をガンガンにする。室内から熱を外に出す。外がもっと暑くなる。
まるで自作自演のような感じのサイクルだ。文明のある生活に慣れた人間。
どうやったら地球との真の共存ができるのだろうか。まだ分からない。でも描かないといけない。