多くの人が知っていると思うが、いわゆる車好きの範疇の人間だ。
これまでも、色々な車に乗ってきた。一番多いのはなんといってもスポーツカーだ。
車高が低くて、ドアはリアを除けば2枚しかない。後部座席も無い場合が多い。
乗れても子供限定だ。おそらく軽快感が欲しいのだと思う。操りたいのだ。
なぜか、セダンやミニバンも乗ったことがある。記憶が正しければ共に1台ずつだ。
セダンはかなり長く乗って、兄のところに旅立っていった。かなり懐かしい。
ミニバンはとても短命だった。約半年だ。操れない感が悲しく早々に手放した。
あ、そういえばワゴンもある。でもこれはスポーツワゴンという部類のものでかなり速い。
ここでミニカーが出てくる。その時々の車と同じミニカーを探すのが趣味だ。
これが結構難しい。色やグレードもそうだが、内装やホイールも気になり始める。
ほぼ同じになるまで、探索はいつまでも続く。定期的に検索をしているイメージだ。
いまでは、これまで所有してことのある車の6-7割はミニカーがなんとか揃えられた。
そんなことをしているうちに、欲しい車たちも集めるようになってしまった。
最初はいつか実車を買ってしまった時に、探す手間が省けるからだと、言い聞かせていた。
いまでは、おっと思うと手を出してしまう。ほとんど病気な状況だろう。500台くらに到達した。
すでに置く場所に困り、現在では3箇所に分散してディスプレイしている。
その中でも飛び切りなのは、ある場所にある3台のコーナーだ。今ある車たちのミニカーだ。
そのうちの2台はほぼ実車通り、最後の1台は色違いだ。でもとても可愛い。
3台の前には、椅子が置いてある。そこに座ると、なんとなくお祈りを捧げる感じだ。
色違いの解消を模索する日々だが、そのコーナーを作ってから、少しあげあげになる自分がいた。