意思を固める

最近、色々な場面で意思を固めていく場面に遭遇する。勇気がいる。
意思を固めるようにと迫ってもほとんど意味がない。ではどうすべきか。
一番必要なのは自律性だ。これをやりたい。どんどんやりたい。
この感覚がないとほぼ意思を固めるのは不可能だと思う。これは間違いない。

もちろん、どんどんやりたいという感覚は最初からあるわけではない。
取り組んでいるうちに、自らのやり甲斐と可能性をそれに見出していくのだ。
間違いなく生み出している価値を喜んでくれる人がいる。笑顔が見れる。
そして、対価を頂ける。そんな予感や実績が少しずつ意思の芽を育んでくれる。

この過程で、やはり難しい、そんな簡単ではない。幾度となく落ち込むだろう。
でも、本質的には間違っていないと感じる、あの笑顔が忘れられない。
そんな引っ掛かりがあれば、なんとか乗り越えようと思うのではないだろうか。
創意工夫で壁をつき崩す。それができると一気に突破する力が湧いてくる。

自分自身の心内も大事だが、周囲に仲間がいることも大きな力になると思う。
自分と想いを共にする人が周りにいると、相談できる。チームが組める。
すると、色々な知恵も手数も持ち寄れる。そうすると突破できる確率が上がる。
一本の槍だと、折れやすい。3人5人、そして10人になると折れない矢ができるのだ。

周りで見ていると早く覚悟を決めて欲しいと思うことがある。意思を固めればいいのにと。
でも、おそらく意思を固めたらそろそろというアドバイスはないと思う。
周りにできることは、まずなぜ意思が固められないかを察することだろう。
そして、それを気づかれないうちに取り除くべく頑張る。こんな動きができないだろうか。