ものづくりが好きで、賑わいも作りたい。最近はそんなことを考えている。
特に、工場をもっと輝かせたいと思う。小さい頃のワクワクの工場見学を再現したい。
小さい頃、工場は大きく、魔法のお城みたいな感覚があった。技術にも興味津々だった。
でも、最近は工場見学が昔ほど人気がないような気がする。魅力が足りないのだろうか。
美術館みたいな工場を作るという計画がある。スケッチを見るだけだ目を奪われた。
建物を見た瞬間、未来的な体験の予感がして、これがこれからの工場見学だと感じた。
そして、もしこんな工場が街にたくさんあったら、最高にクール!ふと頭に浮かんだ。
ある村で「村丸ごと博物館」という取り組みがあったが、街丸ごとオープンファクトリーだ。
この街には100件のオープンファクトリーがある。大きさや作っているものは多様だ。
例えば、大きな船の工場のある街なら、その部品を作っている工場が周りにある。
それらを統一感のある形でオープンファクトリー化したら、なんと魅力的だろうか。
船が造られる過程をつぶさに見ることができる。きっと船を自分で作りたくなると思う。
街が海に面していたら塩田があるかもしれない。塩の工場だ。船とは別の魅力がある。
お酒や特産品の工場。さらにはその道100年の工場などもあるかもしれない。
それらがすべて見て回れるようにしたい。どこにいっても刺激があり、学びがある。
できたら、次々にオープンファクトリーが生まれて、賑わいが止まらない街にしたいと思う。
そこにはアーティストやクリエータが住み、丸ごとオープンファクトリーの進化が続く。
工場での製品の量産の取り組みと、その過程のクリエータによる演出が常に行われている。
移動に使うモビリティにもアートなこだわりが詰まっている。エネルギーは勿論クリーンだ。
そして、学びの刺激の後は、美味しい食べ物と癒しの宿が待っている。妄想は膨らむばかりだ。