能力ポートフォリオ

コロナ禍で鮮明になったことがある。
今までの価値をより上手く効率的にやることも大事。でも、
有りたい姿を打ち出して、未来を切り開くことはもっと大事。
思わず一緒にやりたくなる構想に溢れる社会にしたい、と思っている。

構想を実現する際、ぶつかる壁は仲間集めだ。
構想というだけに、新しい価値を生む必要がある。
故に、今までのチームだけで構想を実現することは極めて難しい。
構想に必要な新しい得意技を持った人材を必要なだけ見つけなければならない。

ある意味、構想は得意技の組み合わせで、実現するのだから仕方がない。
構想と人の能力は、「対」の関係で、どちらかが欠けても実現できない。
需給バランスを整える必要がある。
構想実現に必要な能力ポートフォリオを持たなければならない。

さて、どうポートフォリオを構築するか。
答えは、2つ。集めてくる。もしくは育てるだ。
集めてくるために必要なことは、構想を見える化して、その人に気づいてもらうこと。
もしくは、人材の能力を見える化して、こちらからアプローチすること。

育てるために必要なことは、人の才能やポテンシャルを見える化すること。
そのポテンシャル人材を巧みに刺激し、必要な能力を迅速に身につけてもらうこと。
いずれにせよ、必要なことは構想の流通と人の能力の流通だ。
能力ポートフォリオを整えるという考え方。未来を切り開くにはとても大事な気がする。