対話

デザイン

計画数字を練る。

事業計画に盛り込む数字を作る。誰もがこうした活動に触れたことがあると思う。もちろん、責任者になることとなると、未経験の人も多くいると思う。でも、数字の練り方についてしっかりとした考えを持っておくことは誰にとっても大事だ。数字に手触りを持って...
広がり

お金の循環。

文化に携わるようになってから、常に頭にあるのは好循環という言葉だ。まず文化に投資をして、その効果が様々なところに波及していくこと。そして、ある程度波及効果が大きくできると、もっと文化に投資しようとなる。もちろん、次の波及効果を狙ったものだ。...
ありのまま

木と触れ合う。

もう5年以上経つだろうか。少なくとも毎月1回は木と存分に触れ合う機会がある。最初はおっかなびっくり。一度傷つけたものは戻らない。そんな感覚だったと思う。日々、間違えだらけの中で生きているくせに、目の前に失敗が量産されるのは嫌。そんな風に思っ...
きづき

表現力。

コンサルティングをやっている時、しかも若かりし時、言われたことがある。論理的に考えるのは当たり前。そのあとがとても大事だ。伝えるステップだ。伝えるも簡単ではない。伝えたという状況は詳しく見ると、相手に言葉を投げた状態だ。キャッチボールと同じ...
きづき

小道具。

年の初め、新年会が多い。コロナ禍も落ち着き、だいぶ以前に戻った気がしている。テーブルの上のパーテーションはなくなり、アルコールのボトルもかなり減った。大きな声をあげて乾杯をする。こんな当たり前だった景色も普通にみることができる。やはり飲み会...
妄想

シーンを思い浮かべる。

ビジネスを立ち上げたり、広げたりする時、必ず実施するのがヒアリングだ。あんな人に聞いてみたい、こんな人に聞いてみたい。色々頭に浮かぶと思う。色々な人に話が聞ければ、事業展開について色々なヒントがもらえるはずだ。まずはヒアリングに行かなくては...
刺激

高齢車。

駐車場に行く。カーカバーの状況を確認する。まずはカバー止めを2箇所外す。カバーの上のゴミを車に落とさないように、カバーを引き摺らないようにゆっくりと外す。雨の掛からないところに細長く畳んで、車が出発できるように準備していく。準備ができたら、...
きづき

当たり前のこと。

何をするにしても失敗はしたくない。誰だってそうありたいと考えていると思う。もちろん、失敗を糧にして次に活かせば良い。その感覚も分かるは分かる。でも、大失敗は堪える。ましてや常識から外れたものをやっての失敗は辛い。失敗するのが分かっているのに...
きづき

演劇の力。

まずぱっと頭に浮かぶのは感情表現。役者が全身で魅せる表現は凄い。ストーリーがあり、それぞれの役柄がそのストーリーを彩っていく。それぞれのシーンで細部にまで研ぎ澄まされた演技が連なっていく。座席に座っているのに、どんどん感情移入が進み、涙さえ...
きづき

ゆらぎ。

昨日は埼玉の精密金属加工の企業を訪問した。2日連続で凄腕の職人に出会った。工作機械の性能をフルに引き出す独自の方法論を構築してきた天才だ。キーワードはゆらぎ。人口構造物を含む自然界に存在するものにはゆらぎがつきもの。様々なもののゆらぎが重な...
出会い

潮目を変える。

長きにわたって守ってきた文化。大事なものを選りすぐり、それを守ってきた。ある意味、文化のコアの部分を探し出す道のりだったのかもしれない。周辺を少しずつ削ぎながら、縮みながら、コアだけの状態になってきた。文化によっては、コアさえ削ぎながら、一...
きづき

俯瞰力。

もしかしたら、常識とも似た部分がある言葉かもしれないと、ふと思った。常識はこれまで生きてきた生活や学びの中で培われた良い悪いの考え方のようなもの。育った環境や国が違えば、明らかに常識は異なる。見えている世界が違うからだ。自由奔放な学校や家庭...
デザイン

時間を決めてやる。

色々な仕事を同時にやる、しっかりとやるためにはどうしたら良いだろうか。そんな問いをもらうことがある。同時にやると力が分散してしまうから困っていると。答えは2つあると思っている。一つ目は時間を決めてやるだ。時間は短い方がいいと思う。例えば、3...
きづき

品質を考える。

何か商品やサービスを作り上げようとする際、常に品質を意識する必要がある。では、品質とは一体どんなものだろうか。辞書を引くと意外な答えがあった。(良・不良が問題になる)品物の性質だ。確かに品質なのだから品物の性質だろう。そこに、良・不良が問題...
きづき

をどり。

普段は一見お断りと閉ざす花柳界の門、年一度の東をどりにその扉が開きます。京都での都をどり、鴨川をどりに続いて、昨日は新橋演舞場で東をどりを堪能してきた。芸妓、舞妓のお座敷の経験などほぼ皆無だが、少しずつその魅力に惹かれている。最初は煌びやか...
きづき

瞬間瞬間に答えを持つ。

もう20年くらい前から常にそのときの答えを持とうと努力してきた気がする。恐らくたくさんの間違った答えもあったと思うが、それでも答えにこだわってきた。今この瞬間に自分が責任者になったら何に向かって進むか。そんな感じだと思う。もちろん、答えに自...
出会い

場の空気を変える。

昨日は演劇の鑑賞に行った。3時間くらいの演目で久しぶりの「生」を満喫した。出演者は錚々たるもので、巨匠と言っても良い方が4人は間違いなくいた。ただ、驚くべきことに、その4人の活躍するジャンルが全て違うということだ。俳優、歌劇、そしてジャンル...
きづき

閾値。

感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの物理量。これがある辞書における閾値の定義だ。理系の人間には親しみのある言葉だと思う。最近、色々な場所で、賑わいづくりに携わっているが、常に感じるのがこの閾値だ。いかに閾値を超える...
本質

自社と他社、2つの宣伝。

マーケティング、ブランディング。世の中では自分達を伝える技術が磨かれてきた。自社が届けたい価値を定めて、その価値にブレずに様々な施策に落とし込んできた。最近ではパーパスという自社の存在意義で全ての企業活動を束ねようとしている。ビジュアルも含...
きづき

小さな挑戦。

付加価値が足りない。これがこの数十年間にわたる一番の問題だったと思う。失われた20年などと言われてきたが、失ってきたものは付加価値を生む力だ。いかに安いものを作るか。効率を上げて原価を下げるか。創意工夫はしてきた。でも、付加価値を生む創意工...