身近に赤と緑が増えてきた。クリスマスの時期が近づいてきたからだ。
街中には華やかなイルミネーションが至る所に現れた。別世界に入ったみたいだ。
社会人になってからは、クリスマスはほとんどの場合、休みではない。
故に、仕事をしながらまかり間違って早く終わればご飯にいくくらいだった。
とはいえ、この10年位は仕事の差配を自分でやれるようになっている。
時間に余裕を持ってクリスマスを堪能しようとおもったことも何度かある。
でも、職業病なのかどこかで、けりのついていない仕事のことを考えている。
それでも、視界から、耳から賑やかな街並みを感じる。とても平和な気がする。
週末は丹波篠山でクリスマスパーティがあった。かなり盛大で賑わった。
カレーブルスト。ドイツに住んでいた身としてはとても馴染みのあるものだ。
ドイツの食があまり合わなかった自分にとって救いの軽食だった。
それからグリューワイン。ドイツではクリスマスの定番で、可愛い持ち帰れるコップでくれた。
ゲームの出店は軽自動車に乗った箱を開くと現れた。あいにくの雨だったが大人気だった。
きらきらな腕輪などが当たり、子供たちは大はしゃぎだ。目が輝いていた。
5×4cm2のプラ板を使ったアクセサリ作りもあった。絵づけしたプラ板をレンジでチンする。
すると1/3くらいに縮小して、キーホルダーとか大きめのイヤリングに早変わりだ。
綿飴もあった。セッティングまでは整えてにわか職人に頼んだ。20個くらいが売れたようだ。
生バンドでのカラオケもあった。歌好きな大人が子供のように楽しんでいた。
極め付けは生演奏をバックにしたクリスマスツリーの点灯式。カウントダウン。
高さ30mあろうかという大々クリスマスツリー(星付)が現れた。目に焼きつく光景だった。