揃える。

どうしたら活動のベクトルを揃えることができるだろうか。年中考えている。
もちろん、ベクトルを揃える理由は新たな事を成し遂げたいからだ。
新たな事だけに、これまでにない価値が必要だ。構想と異分野の能力が必要だ。
これまで距離のあった能力を組み合わせて初めて実現できるものだと信じている。

活動のベクトルを揃えるためには、ゴールのイメージが不可欠だ。
抽象度が少し高くてもいいが、シンプルで分かり易いものではなくてはならない。
日本の製造業を元気にするでもいい。地方に賑わいをうみだすでもいい。
大事なことは、なんとしても達成したい、強く想っているゴールであるかどうかだ。

このゴールへの想いが強ければ強いほど、実現可能となる。まだまだ足りないと思えるからだ。
自分で考えたことがあるとする。それが実現した暁には元気や賑わいが生まれるだろうか。
確かに生まれると思う。でも対象が少なすぎる、持続しない。そんな未来がみえてしまう。
これではゴールが実現されたことにはならない。ゴールは日本のあらゆる所で続いて欲しいからだ。

要するに、元気や賑わいを持続するには打ち手が全く足りないのだ。追加が沢山必要だ。
どうするか。答えは同じ志のひとを集めるだ。元気と賑わいを追い求めたい仲間を募る。
そうすることで、この打ち手はあいつに任せよう。この打ち手はあいつに、ここは自分でとなる。
仲間の数が増えれば増えるほど、打ち手の数は増えて、元気や賑わいの強度が増していく。

すべての活動のベクトルが、元気もしくは賑わいに向かっているのを実感できるようになる。
こうなったら強い。それぞれの活動においての失敗はすぐさま別の活動の糧になる。
ある活動での成功は瞬く間に他の活動の力を強くしてくれる。同志間の対話は瞬く間におきる。
こんな世の中をもっともっと生み出したい。旗頭を立て、羅針盤になる。頑張っていきたい。