FCをアップデート

10年くらい前からなんとなく思っていることがある。FCについてだ。
FCはフランチャイズビジネスのこと。このままではいけないと考えている。
一番の問題点は、人の仕事から創意工夫を無くしているように感じることだ。
マニュアルで決まっていることを、決まっている通りにやればいいからだ。

もちろん、マニュアル以外のところで創意工夫はできるがマインドが無くなる。
これを覚えてやればいいという感覚が創意工夫の意識を削いでいると思う。
フランチャイズは当たり前だが、たくさんの店舗がある。影響力は絶大だ。
おそらく万百万人とか、数千万人とかのレベルで関わっていると思う。

日本社会に占める割合も相当なものだろう。だから日本社会のムードに影響する。
なんとかしなければ。そんな思いがあるのだ。ではどうするべきなのだろうか。
まずやるべきはそれぞれの店舗で武器を揃えることだ。人でも地域でもいい。
創意工夫のテコとなるユニークネスを見える化したい。客観的になれば確実にある。

単に見える化しても、使えなければ意味がない。なのでマニュアルに工夫する。
これまでの効率化のみを是としてきたマニュアルを創意工夫を促す物に変える。
顧客との対話や笑顔を生み出すことをゴールに自由な発想を求めるのだ。
もちろん、効率を維持することとも大事だ。そこのバランスを設計する。

ありていに言えば、人の創意工夫を引き出す工夫を極めるのが良いと思う。
ゼロベースは辛い。武器がないと戦えない。両方をうまく用意したい。
勇気が出ないのであれば、メンタリングもいる。創意工夫のコンテストでもいい。
地域に密着した地域を見守る会社が旗振り役をやるのがいい。始めていこうと思う。