方針を貫く

何事をする時も方針を決めたいと思っている。ここをぶらさずやってきた。
よく、新しいことなのだからやってみないと分からない。こんな話を聞く。
確かにそうなのだが、どんなアクションにも向かう先は明確にしたい。
特に、自分以外の人が絡む、つまり組織を動かす場合は絶対だと思う。

方針は単なる方針ではダメだ。なぜならコロコロ変わるといけないからだ。
変わると、組織が行ったり来たりする。誰も能動的に動かなくなる。
指示を待つようになり、それぞれの持つ能力が全く発揮されなくなるのだ。
もうこの時点で失敗につながる。何をやるかに意思がないのだから当然だ。

ではコロコロ変わらない方針とはなんだろうか。本質に尽きると思う。
多少抽象度が高かくてもいい。間違いのないゴールを見極めるのだ。
何か価値を生み出すなら、その価値の元になっているものが大事だ。
価値の元を存分に使うことで、価値が生める。そこに妥協はしたくない。

今できることはここまでなのだから、価値の元を使うのは無理だ。
もしそんな状態なのであれば、価値の元を磨くのが何より重要となる。
磨けないというのであれば、その物事自体を諦めるべきだと思う。
できればできる範囲で前に進む。どこでもできなければ止めるできなのだ。

こうした価値の元や間違いのないゴールを見極めるには俯瞰力がいる。
物事の全体を把握して、その中にあるクリティカルパスを見つけに行く。
あ、これがあれば全てが回り始めるというポイントだ。これを見つける。
それがあると組織に力がわく。個々の能力を束ねることができる。最高だ。