今年も色々な機会を頂いた。全ての機会に共通しているのは賑わいを作るというテーマだ。
ただ、これまでやってきて、なかなか上手く行かなくて、諦めてしまっているところもあった。
大多数の人が足元を維持するのですら大変だと感じていて、好転のきっかけを掴めないでいる。
担い手の多くはこのままではダメだと頭では分かっている。でも自分の代までとも感じている。
正直、そうした状態を引っくり返す能力が圧倒的に足りない。もう一度トライという思いを生めない。
新たな価値を生まないと明るい未来がない。始めないことにどうしてもイラついてしまう。
関係が悪化して、振り出しに戻る。もう一度関係を構築しなければならない。とにかく難しい。
それでもやるべきことを進める。必ずや後々役に立つと信じて歩みを止めないようにしている。
もちろん、強い意志で現状を打開しようとしている人を手伝うこともある。
そんな時は、また別の悩みが生まれる。そうした情熱にすべて応えるだけの瞬発力が足りない。
もっと色々動きたいのだが、頭で考えたことの1/10も行動に移す事ができない。
チームでやっても、初めてのことだけに、上手くいく事と行かない事がどうしても出る。
まあ、簡単に言えば、どんな機会も一筋縄では行かない。でも一つ感じている事がある。
1年の単位では上手く行かないことも、数年という単位で見ると意外と前に進む事がある。
気持ちを整えたり、信頼関係を作ったりするには、やはり時間の流れが必要なようだ。
これまでどうしても急足で生きて来たので、その時間軸での意識が足りないのを実感する。
改めて思う事。若い頃は一つのことに夢中になった。それに全身全霊を傾けた。
少し経験を積むと、3-5くらいの仕事を同時に進めることに挑戦した。しかも素早くやり切る。
最近は、幸いにもさらに多い機会に出会う事ができている。そして、ゆっくりと進めている。
長い期間熟成しながら進めるという意識だ。新たな挑戦になると思う。まだまだ挑戦は続く。