まず思うのはとても大変な仕事だと思う。大変というのは難易度の高さだ。
国というのは国土があって、そこに数えきれないほどの人が住んでいる。
一つの国であればある程度文化といったものが存在するが実は多種多様だ。
日本には、それぞれの地域に独自の文化もある。独自とは常識の異なることだと思う。
そうした多種多様なものに対して、俯瞰力を発揮する。共通認識を探す。
これは並大抵のことではない。必要となる知識もなかなかの量だと思う。
地域だけではない。世代や職業の違いでも多様性は広がっていく。
常識や考え方は無限に広がり、正直、収集がつかないように思えてくる。
では共通認識となり得るものはなんだろうか。道徳的なものかもしれない。
人として本質的に大事にすべきもの。人の命や自然に関わるもののような気がする。
どう心豊かに暮らすか。自然を感じながら、人以外の命を感じながら生きていく。
でも、豊かさの定義自体が多種多様だ。それが奪い合いの原因にもなってしまう。
では奪い合いをなくすにはどうすべきか。新たに生み出す価値を増やすのがいい。
それを分配できる仕組みとセットにすることで奪い合いは無くなるはずだ。
となると、それぞれが得意技を磨き、その得意技で価値創出に貢献するのがいい。
なんとかみんなで役割分担をしながら、独り占めせずに価値創出をする癖をつけたい。
国のトップはどんな構想を描いているのだろうか。その実現に何を組み合わせるのだろうか。
成長している国は活気がある。閉塞感のある国は下を向いている人が多くなる。
まずは自信を取り戻す意味でも、価値創出に集中したい。そんな思いがあると嬉しい。
あ、国の舵取りも得意技を組み合わせたチーム戦が理想だろう。早く始めて欲しいと思う。