本質

デザイン

精一杯の答えを出し続ける。

20年前を振り返ると、プロとは能動的に答えを生み出すもの。そんな風に考えていた。人に手取り足取り教えるなんて、プロになりたい人に決してやってはいけない。教えてもらう癖がついたら自分で考えることが出来なくなる。極端な考えだった。もちろん、何も...
きづき

当たり前のこと。

何をするにしても失敗はしたくない。誰だってそうありたいと考えていると思う。もちろん、失敗を糧にして次に活かせば良い。その感覚も分かるは分かる。でも、大失敗は堪える。ましてや常識から外れたものをやっての失敗は辛い。失敗するのが分かっているのに...
モヤモヤ

標準化。

辞書で引くと、製品・資材などの種類や規格を、標準に合わせて整えること、とある。つまりは、標準化とは同じ種類や規格に合わせて商品やサービスをつくることだ。故に、できた商品やサービスには、作り手に依らず、同じ部分が存在することになる。これにより...
きづき

自分で稼ぐ。

世の中にこれを強く意識している人はどのくらいいるだろうか。会社員と呼ばれる人々の意識はどうなのだろうか。少し考えてみたい。会社員なら給料を毎月もらっている。その給料は自分で稼いだのだろうか。営業職であれば、比較的分かり易い。給料の何倍かの粗...
本質

意志を持つ。

何をやるにしても自分の意志を持つことがとても大事だと感じている。意志といっても、良いとか悪いとかいう意思ではない。これをやりたいだ。もちろん、対象によっては、これをやりたいなどないものもあると思う。そんな場合は、その対象でやりたいことのある...
きづき

連続か非連続か。

これまで取り組んだ仕事の中には、様々な種類の仕事があった。現状の延長線上で、ダメなところを直していく。いわゆる改善のアプローチだ。本来こうあるはずだったが、出来ていないところを一つずつ潰していく。これは連続的に変化するのでとても取り組みやす...
刺激

最初の一歩。

伝統的な文化を改めて社会に広めようとするにはどうすればいいだろうか。こんな問いを経営コンサルタントが受けたらどんな手順で考えるだろうか。まずは、間違いなくその伝統的文化の本質的価値を探ることを始めると思う。ただし、あまりに難しい具体を見に行...
きづき

能力活用を促す。

文化施設、教育機関、様々な組織で、寄付という活動が行われている。もちろん、応援したい気持ちを表したい気持ちがあるので寄付することはある。お金が不足して、活動が立ち行かない。そうなっては困るとは感じている。でも、大きな金額を寄付する、しかも色...
成長

供給者(創出者)と消費者。

世の中にはお金をもらう側と払う側がある。回数は払う側の方が圧倒的に多い。もらう側は会社員が多く、会社員の給料日は多くの場合、月一回だからだ。もちろん、小売店の店主のように毎日何かを売るたびにお金をもらうケースもある。一方で、払う側は自分の持...
きづき

AIを助手に。

正直、ChatGPTが出てきて、AIの進化の速度にはとても驚いている。少し前まではチャットボットといっても、かなりぎこちないものだった。いまでは、相手がAIなのか、それとも人なのかが分からないレベルになっている。実際、日々の暮らしの中で、何...
きづき

油絵と新規ビジネス。

油絵を描く人を観察するととても面白い。最初は何を書いているのか分からない。でも、しばらくすると、大体こんなシーンかな、と分かり始める。輪郭が見えるからだ。いわゆる構図というのだろうか。街並みなのか、特定のものに焦点を当てたものか。とても解像...
きづき

ゆらぎ。

昨日は埼玉の精密金属加工の企業を訪問した。2日連続で凄腕の職人に出会った。工作機械の性能をフルに引き出す独自の方法論を構築してきた天才だ。キーワードはゆらぎ。人口構造物を含む自然界に存在するものにはゆらぎがつきもの。様々なもののゆらぎが重な...
モヤモヤ

アーツカウンシル。

世界的に使われている言葉だが、日本語では芸術評議会と訳されている。文化芸術に対する助成を基軸に、政府・行政と一定の距離を保ちながら活動する。文化政策の執行を担う専門機関とも捉えられている。世界でこれまで成果を生み出してきた。英国での活動は政...
デザイン

構想家

長らくコンサルタントという職業に就いてきた。世の中に役に立つ存在だと考えてきた。企業の業績を高めるための様々な手法を持ち、クライアントに合わせて手法を選んできた。ある手法をそのまま当てはめられなければ、組み合わせたり、カスタマイズをした。依...
きづき

法律。

人ではなく、法によって国を治める。中国で始まり、日本にもやってきた手法だ。誰もが法の下に平等であり、法に触れない限り、自由でもある。よく考え出したものだ。昔からそれぞれの個人は、それぞれの思う正しいことを持って行動していた。人を傷つけないと...
デザイン

営業と確率。

潜在顧客からの問い合わせに素早く的確に応えていく。営業にとって重要な能力だ。せっかく興味を持っているのだから、しっかりと良さを伝えて購入に繋げていく。ただ、これが通じる世界と通じない世界があるような気がする。その境目は手離れの良さだ。手離れ...
きづき

プロフェッショナル。

辞書をみると、professionとは賃金を支払われるなりわいという意味だ。professionalとはそれに属する人という意味で、現代では専門的な職に就く人だ。専門的な仕事で評価を得ている人と言っても良いだろう。故に仕事が集まる。おそらく...
文化

目に入ること。

東京タワーやスカイツリー。遠く離れたところからでもついつい叫んでしまう。あ、あそこにある。塔のふもとに行けば、思わずその雄大さを見上げてしまう。自然と目に入ってきて、いつの間にか視線が釘付けになってしまうのだ。これらはもう街の一部となって、...
きづき

掛け算。

世の中に新しいものを生み出すコツ。そんなことを考える機会が増えている。当たり前だが、常に思うことは、真似をしてはいけないことだ。良いものを見れば見るほど、そこに引っ張られる。見れば見るほど真似たくなる。とはいえ、良いものを見なければ、良いと...
ありのまま

ノルマ。

資本主義経済の中ではノルマという概念が確実に存在する。基本、ノルマは必達だ。例えば、上場企業なら、売上は計画から±10%、利益は±30%のズレしか許されない。もちろん、本当に許されないかといえばそうではない。それ以上のズレには報告義務がある...