本質

きづき

確率論を超える

300万の壊れ物を移送する。そんな仕事があったとしよう。どう向き合うか。仮に1個百円でも移送費は3億円になる。付帯作業も入れるともっと膨らむ。仕事の規模としては申し分ないだろう。ある意味魅力的と言ってもいい。でも一抹の不安が頭をよぎると思う...
刺激

問いと答え。

1+1=2。こうした問いと答えはある意味覚えるしかないものだ。一方で、ビジネスの現場で生まれる問いはほとんどが覚えても意味がないものだ。乱暴な言い方だが、一つの問いに対する答えなどいくらでもある。故に、それぞれの答えと問いの間にあるロジック...
きづき

客観と主観。

誰がみてもそうだと認められる性質。これが客観性の定義だ。主観性と逆だ。ビジネスの世界においては、どちらが大事だろうか。意外と2つに分かれると思う。客観性が大事だという人は、ビジネスとは思い込みで作ってはいけない。こんな感覚から大事だと言うの...
きづき

行動展示の威力

動物を自然の生態のまま、生き生きと活動してもらう。その姿を人に見せる。とんでもなく当たり前のことだと、話を聞いて見れば誰もが感じると思う。この行動展示は、旭山動物園が世界で初めて導入した展示コンセプトだ。展示がリニューアルされた後は瞬く間に...
モヤモヤ

パイの奪い合い。

一枚のパイがあったとしよう。それをどう温かいうちに食べるのか。まずやるべきことは、それを何個に切るかだ。周りに何人いるかで切り分ける。パイの大きさが小さい時は、自然に僕はいらない、私はいらないと声が上がる。結局は8等分とかで切り分けられて、...
きづき

経営。

「経」とは縦糸で、何のために生きているかについて筋を通すという意味合いがある。「営」とは、その筋を日々の行動に表すことという意味だ。仏教から由来している。経営には、やはり、社会のため、地球のためという感覚が何より求められているのだろう。日々...
モヤモヤ

抽象度の上げ下げ

物事を伝える時、一番大事なのは抽象度をうまく設定することだ。抽象度とは、具体的か抽象的かを示す度合いと考えて良い。活気溢れる社会はかなり抽象的だ。従業員にインセンティブはかなり具体だ。抽象度の高いことの理解を深めるには具体的には〇〇と話すこ...
デザイン

FCをアップデート

10年くらい前からなんとなく思っていることがある。FCについてだ。FCはフランチャイズビジネスのこと。このままではいけないと考えている。一番の問題点は、人の仕事から創意工夫を無くしているように感じることだ。マニュアルで決まっていることを、決...
俯瞰

方針を貫く

何事をする時も方針を決めたいと思っている。ここをぶらさずやってきた。よく、新しいことなのだからやってみないと分からない。こんな話を聞く。確かにそうなのだが、どんなアクションにも向かう先は明確にしたい。特に、自分以外の人が絡む、つまり組織を動...
デザイン

全体俯瞰。

事業を推進する場合、何よりも大事な事は全体俯瞰だと考えている。全体俯瞰には2つある。組織機能軸での俯瞰と時間軸での俯瞰だ。前者は役割分担の全体像と言ってもいい。事業目的への抜漏れを見る。それぞれの機能がどんな役割でリソース状況はどうかを見極...
デザイン

改善。

工場の改善はQCDをより良くすることと働き易くすることを目標にしている。QCDは品質とコストとデリバリー。つまりより良いものを安く早く届けることだ。コスト削減は販売価格を下げてもいいが、自社の利益を上げるだけでも良い。働き易さは、工場で働く...
デザイン

ゴールを捉える。

生み出したい価値はなんだろうか。それを常に頭から離さないことが大事だ。企業の目的は、価値を生み出し、収益という結果に繋げることだ。新たな道具を作り出したとしよう。その道具を使って企業の目的に貢献したい。そんな場合は、その道具を使った新たな仕...
ありのまま

追い求め続ける

スタートアップ企業には志と意志がある。自らの情熱をかけ続ける上での原動力だ。今ない世界を生み出したい。そんな強い想いをもっていることが多いと思う。そこには課題意識があり、なんとかその課題を解消した世界を生み出したいのだ。多くの場合、乗り越え...
俯瞰

道具。

ものをつくるため、なにかを行うために用いる器具の総称。これが道具の意味だ。大工道具、掃除道具などの使い方がある。用具や器具といった言葉と似通っている。いずれにしても、道具は主役になることは少ない。これまではあまりなかった。なぜなら、道具とは...
きづき

深く入る。

何を食べるべきかではなく、食べるとは何かを考えている。こんなやりとりを見た。おそらく、世の中の人の多くは毎日3回くらい何を食べようかを考えている。好きなものを食べようかとか、健康に良いものを食べようとか、そんな感じだろう。今日は奮発してお寿...
ゆとり

開放感、解放感

開き放たれる。解き放たれる。物理的な感覚と精神的な感覚だろうか。今の社会、閉塞感があると言われているが、嘆いていてもしかたがない。開放感や解放感を追い求める。これが正解だ。問題は方法論だ。日々の行動の中ですぐにできることは一体なんだろうか。...
きづき

プロの仕事。

おそらく、どんな職業のプロにも同じ特徴があるのではないかと感じている。なにより、アウトプットへのコミットメントの強さだ。こういう価値を生み出す。そんな想いの強さと言っても良いと思う。そこには何か志のようなものを感じる。先を見据えて、ぶれない...
きづき

ありたい姿を見据える

予算組をして、計画を遂行していく場合、進捗管理が必要になる。もちろん、定量的な目標も決めるが、ありたい姿という定性的な目標もある。定量的な目標はある意味、結果なので決めてしまえば、それを数えればいい。一方で、定性的な目標は設定が意外と難しい...
モヤモヤ

前に進むには。

お陰様で常に多様な仕事に携わることができている。忙しいのは幸せなことだ。新たな価値が生み出せ、前に進む仕事もあれば、うまくいかないことも勿論ある。我々を含めて当事者となる人たちが1つのチームになれると力強く進む。一方で、既存業務にとにかく多...
成長

伴走。

マラソンなどで、走者のそばについて走ること。伴走とはこんな意味だ。伴走者は、レースの序盤から中盤にペースを作るために活躍している。ブラインドマラソンでは、コースのナビゲータとしてなくてはならない存在だ。一緒に走るというのは共通だが、果たす役...