俯瞰

俯瞰

国のトップ。

まず思うのはとても大変な仕事だと思う。大変というのは難易度の高さだ。国というのは国土があって、そこに数えきれないほどの人が住んでいる。一つの国であればある程度文化といったものが存在するが実は多種多様だ。日本には、それぞれの地域に独自の文化も...
俯瞰

複雑な世界。

人類が生まれてどのくらい経つのだろうか。原始人から数えると相当だ。最初に生まれた人類がどんなことを考えていたのか、どんな気持ちだったのか。よく分からないし、想像も極めて難しいが、かなり単純だったように思う。食べたい、飲みたい、寝たい。こうし...
きづき

作品。

少し前まで長い間、コンサルティングという世界に身を置いていた。四半世紀だ。その中で製造業が多かったが様々な産業で、色々なテーマに取り組んできた。正直、取り組む時にその業界の常識を知っている時と、そうでない時があったと思う。ただ、知らないとで...
俯瞰

飴と鞭。

企業の改革や再生を進める際、大きく分けて2つのやり方がある。飴はインセンティブだ。目標を設定してそれを成し遂げたら褒美がある。進化を実現したいという気持ちのある人、それに必要な能力を発揮した人。そんな人達を炙り出すことができる。改革のコア人...
デザイン

イメージを描く。

何事かを成し遂げようとする時、まず考えることはなんだろうか。何ができるかだろうか。何がしたいかだろうか。それもありだと思う。でも、なぜか最近はどんな世界を生み出したいかを考えることが多い。ありたい世界を思い描くことからすべてを始めている気が...
俯瞰

翻訳。

ある言語で表現された文章の内容を、原文に即して他の言語に移しかえること。もしくは、符号やわかりにくい言葉、特殊な言葉などを一般的な言葉に直すこと。ということは、言語や常識が異なる者同士の対話を円滑に行うための触媒。そんな感じだろうか。日本語...
俯瞰

非連続。

どんな業種でも同じだと思う。人の営みでも全く同じだ。非連続は難しい。連続、維持は意外と簡単だ。コツコツと同じことを続けることでできる。実際には同じことではなく、少しずつ持続的に進化させたことだが、比較的簡単だ。回数を重ねるうちにこなれて、ど...
きづき

切り取る。

何かをやろうと考える時はフィールドをまず考える。場面設定と言っても良い。どんな新しいシーンを作りたいのかを考える感じだ。小さな社会を生み出すのだ。となると、登場する主役がある。ロボットでも、職人でも、やりたい事の主人公だ。もちろん主人公だけ...
きづき

子会社。

会社法では、親会社を、株主総会での議決権を50%以上握っている会社のことを言う。要するに親会社は子会社の経営を実質的に支配できうる法人のことだ。とはいえ、色々な経営方針はある。ガチガチに管理する方法はその一つだ。また、完全に任せてしまうやり...
きづき

確率論を超える

300万の壊れ物を移送する。そんな仕事があったとしよう。どう向き合うか。仮に1個百円でも移送費は3億円になる。付帯作業も入れるともっと膨らむ。仕事の規模としては申し分ないだろう。ある意味魅力的と言ってもいい。でも一抹の不安が頭をよぎると思う...
きづき

経営。

「経」とは縦糸で、何のために生きているかについて筋を通すという意味合いがある。「営」とは、その筋を日々の行動に表すことという意味だ。仏教から由来している。経営には、やはり、社会のため、地球のためという感覚が何より求められているのだろう。日々...
仲間

人の繋がり

オープンイノベーション。凄腕を持ち寄った新たな取り組み。凄いものが出来る。なぜなら、それぞれの持ち味をその取り組みに存分に注入するからだ。それぞれの当事者が自分がいて、みんながいて、このイベントは成り立ったのだと感じているはずだ。それが一人...
きづき

役割分担。

昨日は工場見学をした。鍛造や熱処理、そして切削の作業をしている工場だ。目的は原価を下げるアイディアを考えること。できれば短期に実現したい。原価といえば、原材料、設備による加工、運搬といったプロセスが絡む。もちろん、そこに投入するエネルギーや...
モヤモヤ

抽象度の上げ下げ

物事を伝える時、一番大事なのは抽象度をうまく設定することだ。抽象度とは、具体的か抽象的かを示す度合いと考えて良い。活気溢れる社会はかなり抽象的だ。従業員にインセンティブはかなり具体だ。抽象度の高いことの理解を深めるには具体的には〇〇と話すこ...
俯瞰

方針を貫く

何事をする時も方針を決めたいと思っている。ここをぶらさずやってきた。よく、新しいことなのだからやってみないと分からない。こんな話を聞く。確かにそうなのだが、どんなアクションにも向かう先は明確にしたい。特に、自分以外の人が絡む、つまり組織を動...
デザイン

全体俯瞰。

事業を推進する場合、何よりも大事な事は全体俯瞰だと考えている。全体俯瞰には2つある。組織機能軸での俯瞰と時間軸での俯瞰だ。前者は役割分担の全体像と言ってもいい。事業目的への抜漏れを見る。それぞれの機能がどんな役割でリソース状況はどうかを見極...
デザイン

改善。

工場の改善はQCDをより良くすることと働き易くすることを目標にしている。QCDは品質とコストとデリバリー。つまりより良いものを安く早く届けることだ。コスト削減は販売価格を下げてもいいが、自社の利益を上げるだけでも良い。働き易さは、工場で働く...
デザイン

トランスフォーメーション

巷に溢れるX。これはトランスフォーメーションという意味だ。英語にはXがないのに。どうやらTransの接頭辞を英語ではXと表記するらしい。だからXとなって日本に入ってきた。Xを認識するまで何段階かあるからか、Xの意味の捉え方は多様だ。なんでも...
俯瞰

俯瞰の二軸。

視野を広げる。これは難しいと考えられがちだが、そんなこともないような気がする。大変なことではあるかもしれない。大変はやればできるで、難しいはやるのが難しいだ。なぜ、難しくないのか。視野を広げる対象を明確に持てば良いだけだと思うからだ。その対...
きづき

コトから目的の達成

企業をはじめとする組織には必ず目的がある。目的のために組織がある。多くの場合は利益や顧客の満足を得ることが目的だ。従業員や地域にも目がいく。それらを通じて社会に貢献したい。これが多くの組織の最終的な目的といっていい。もちろん、どんな商材を扱...